FA-M3イーサネット通信

機能概要

このDDEサーバプログラムを使うとDDE(Dynamic Data Exchange)インターフェースをサポートする全てのWindowsアプリケーションソフトから、FA-M3のデータの表示や設定が簡単にできるようになります。
このプログラムは、横河電機製プログラマブルコントローラFA-M3のイーサネットモジュールと、Windows95/98/NT4.0/2000/XPのパソコンとをイーサネットで接続した環境で使用します。

機器構成図

機器構成図

※Windowsパソコンには、イーサネットボードとTCP/IPソフトが別途必要です。

ソフトウェア構成図

Windows OSとイーサネット上で接続されたFA-M3用のDDEサーバプログラムです。

DDEインターフェースをサポートするすべてのアプリケーションソフトから、FA-M3のデータ表示や設定が簡単にできるようになります。

イーサネット通信の処理はDDEサーバが行います。

ソフトウェア構成図

Excelのシート上でデータ表示

例えば、ExcelのシートのA1セルに「=PLCTCP|PLC1!'D1'」 と記述するだけで、PLC1に割り付けられているFA-M3のデータレジスタD1の値をホットリンク形式(※)で表示することができます。

※ホットリンク:FA-M3側のデータが変化すると(通信周期による)、すぐにExcel のセル上のデータも変化します。

アクセス可能なデバイス一覧

ビットデバイスーーー表示範囲( 0 or 1 )
デバイス名称 デバイス内容 デバイス範囲
X 入力リレー 00201~
Y 出力リレー 00201~
E 共有リレー 0001~
I 内部リレー 0001~
L リンクリレー 0001~
M 特殊リレー 0001~
TU タイマリレー 0001~
CU カウンタリレー 0001~
ワードデバイスーーー表示範囲( -32768 or 32767 )
デバイス名称 デバイス内容 デバイス範囲
B ファイルレジスタ 0001~
D データレジスタ 0001~
R 共有レジスタ 0001~
V インデックスレジスタ 0001~
W リンクレジスタ 0001~
Z 特殊レジスタ 0001~
TS タイマ設定値 0001~
TP タイマ現在値 0001~
TI タイマ現在値(カウントアップ) 0001~
CS カウンタ設定値 0001~
CP カウンタ現在値 0001~
CI カウンタ現在値(カウントアップ) 0001~
特殊モジュールーーー
表示範囲SW:( -32768 ~ 32767 ) SL: ( -2147483648 ~ 2147483647 )
デバイス名称 デバイス内容 ユニット番号 ユニット番号 チャンネル番号
SW ワード形式 0 ~ 6 1 ~ 16 01 ~
SL ロングワード形式 0 ~ 6 1 ~ 16 01 ~

注意

特殊機能について

DDEサーバに対して、特殊なアイテム名を指定する事により以下の機能を使用する事ができます。

特殊なアイテム名一覧
種類 アイテム記号 読み込み 書き込み
ワードデバイス内ビット参照 .Bnn B D R V W Z レジスタ 不可
ダブルワード型 .D B D R V W Z レジスタ B D R V W Z レジスタ
文字列型 .Snn B D R V W Z レジスタ B D R V W Z レジスタ
ファイル一括書き込み .F 不可 X Y E I L M リレー
B D R V W Z SW SL レジスタ
CSV形式書き込み .C(%) 不可 X Y E I L M リレー
B D R V W Z SW SL レジスタ

仕様一覧

通信プロトコル TCP/IP
通信速度 10Mbps
最大延長距離 10Base5でセグメント500m、リピータを接続して1.5KmまでISDNを経由する場合、距離の制限はありません。
FA-M3最大接続台数 20台
実行転送速度
(FA-M3/SP21以上)
最大2510データ/500msec
ただし、CPUはPentium200MHz以上を使用し、連続領域D1~D502、I1~I2008を読み込む時TimeTick=50msec
パケット長 FA-M3/SP21以上の時、最大502ワードデータ/パケット
ASCII通信/BINARY通信
最小通信周期 50msec ただし、CPUはPentium200MHz以上、32MB以上推奨

※上記仕様はVersion 4.00 におけるものです。