組込み機器 開発支援ビジネス

横河ディジタルコンピュータ株式会社
事業本部
第一事業部長
鴨林 英雄

DTSインサイトが提供する
新たなサービス、それは……

開発/デバッグ環境をinsightする

JTAG ICE adviceLUNAⅡ私たちは、組込み機器を開発しているすべての分野のお客様(自動車、半導体、情報家電、OA機器、産業機器など)に向けて、開発支援ツールやサービスをご提供しています。 1980年代後半に自社製ICE(In Circuit Emulator)「advice」を開発・販売したことから始まり、自動車市場に向けた製品の開発、ARM社正規代理店としてARM純正開発ツールの販売や技術トレーニングの実施、マイクロソフト社パートナーとして組込みWindowsのエンジニアリングサービスなどを通して、お客様の製品開発をご支援してきました。 当社主力製品の一つであるadviceシリーズは、現在も年間約800台をご購入いただいています。

組込み機器市場の変遷を振り返ると、2000年代の日本の携帯電話開発競争を背景とした開発環境市場の急成長を経て、組込みソフトウェアの開発規模は拡大の一途をたどってきました。経済産業省の調査によると、2000年頃から比べてソフトウェアの開発規模は、自動車で5~10倍(500万~1000万行)、カーナビで3~5倍(300万~500万行)、DVDレコーダーで5倍以上(100万行)と報告されています。
ソフトウェア開発規模の拡大に伴ってソフトウェアは複雑化し、品質の維持・向上や開発工数・開発コストの増加が課題となり、加えて自動車、医療機器、産業機器分野ではIEC61508やIEC62304、ISO26262などの機能安全対応、AUTOSARやISO13485などのソフトウェアの標準、SPICEやFDAなどの規格対応が要求されています。

このような市場変化や開発プロセスの変化によるお客様からの要求にお応えするために、自社製品開発やエンジニアリングサービスなどで培った経験とノウハウを活かし、製品やサービスを拡充してお客様の製品開発に貢献し続けます。

エンジニアリングサービス

新たな課題への解決策、DTSインサイトからの提案です

当社はこれまでJTAG/ICEやIDE、コンパイラなどV字プロセスの下流側(開発工程)を中心にアプローチしてきました。これからはトレーサビリティ管理ツールなどを活用した上流側(品質の埋め込みプロセスや品質確認・妥当性確認プロセス)までその範囲を広げ、製品とエンジニアリングサービスをご提供していきます。

今後、IoTや組込み機器側で情報処理するエッジコンピューティングなどにより、これまで以上に組込まれるソフトウェアの大規模化と複雑化が進んでいき、従来の組込み開発スタイルのような一人の職人(専門家)ではカバーしきれない状況になるでしょう。
組込みソフトウェアの多機能化が進み、組込み製品の品質がより重要になる中、ソフトウェア開発プロセスの標準規格の導入や高度な検証技術の導入に加え、様々なツール導入による属人性の排除を進めていく必要があると考えています。
これら新たな課題に対応するため、当社の強みである豊富な開発経験やノウハウを活かし、商品企画から要求仕様・設計・開発・テスト・検証まで、またハードウェアからアプリケーションの開発受託まで、ワンストップでご提供していきます。

私たちは、長年組込み開発を支援してきたツールメーカーとしてこれからもお客様の組込み開発をご支援していきます。
従来製品の機能拡張はもちろんのこと、市場の要望に応える新たな製品開発もおこなっています。新製品について今はまだお話しできませんが是非ご期待ください。