adviceLUNA / TRQer サポート
プロジェクトコンバータ
- 概要
- プロジェクトコンバータは、microVIEW-PLUSで使用するプロジェクトファイルのメンテナンスや、旧製品シリーズで使用していたプロジェクトファイルを新しい製品シリーズで使用可能にするための変換ツールです。
基本となるアプリケーション(共通部)と、変換対象MPUごとに提供するdll(固有部)から構成されています。
- 本ツールでできること
- 既存のプロジェクトファイルをもとに、下記のように設定内容を変換し、新しいプロジェクトファイルとして保存することができます。
・プロジェクト作成時とインストールパスが異なる(別のドライブなど)microVIEW-PLUSデバッガ環境への変換
・プロジェクト作成時と異なる接続先ICE本体のUSB ID, Ethernet IPアドレスに変換
・弊社ICEシリーズ機種間のプロジェクトファイル移行(例: advicePRO → adviceLUNA, adviceLUNA → adviceLUNA II)
- 使用方法
- 共通部(プロジェクトコンバータ本体)と、お使いの機種に合わせて必要な変換固有部をダウンロードして下さい。
共通部と固有部をmicroVIEW-PLUSがインストールされているフォルダ(デフォルトインストールフォルダ C:\YDC\microVIEW-PLUS)に解凍し、PJCV_MAIN.exeを起動して下さい。
同じ製品間の変換であれば、固有部がなくても、プロジェクトファイルの中の接続先ICEのIPアドレスの変更等が可能です。
詳細はプロジェクトコンバータのマニュアルをご参照下さい。
- 注意事項、制限事項
- 本ツールは、お客様のmicroVIEW-PLUS環境の移行をお手伝いするために、フリーソフトとして提供しています。
基本的に保守対象ではありませんので、ご理解の上ご利用下さい。
共通部
名称 |
説明 |
日付 |
バージョン |
|
PJCV_MAIN |
プロジェクトコンバータ本体 |
2019/06/04 |
7.02 |
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▼以下のドキュメントは上記本体に含まれています
名称 |
説明 |
日付 |
バージョン |
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ReadMe.txt |
最初にお読み下さい |
2019/06/04 |
- |
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PJCV_MAIN.chm |
マニュアル |
2019/06/04 |
- |
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固有部(DLL)
※ご注意
ご利用の機種に合わせて固有部を選択して下さい。
違う機種の固有部ではプロジェクトの変換はできません。
ARM
対象 |
説明 |
日付 |
バージョン |
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ARM |
YX600←→JX600←→ZX600 →HLX600←→H2X600 相互変換可能(※2) |
2019/06/04 |
7.00 |
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※ プロジェクトコンバータ7.02以降をお使い下さい。
※ 変換したプロジェクトファイルを起動した時、変換先のmicroVIEW-PLUS環境にフラッシュメモリ定義ファイル(frdファイル)がない場合には、フラッシュメモリのマッピング設定が消失します。お手数ですが、フラッシュメモリ定義ファイルのパスをご確認の上、再度マッピング設定を行なって下さい。
※2 adviceLUNAからPRO / POCKET / PLUSへの変換はできません。同様に、adviceLUNA IIからも、PRO / POCKET / PLUSへの変換はできません。
※3 本ツールでは、下記の機種についてもプロジェクトファイルの変換が可能です。 SZX680→SLX680
SZX682→SLX682
SZX684→SLX684
SZX670→HLX670←→H2X600(ARMプロジェクトのみ ※4) HLX621→H2X600
※4 Xtensa接続用のプロジェクトファイルはXtensa用の固有部を使用して変換して下さい。
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東芝
対象 |
説明 |
日付 |
バージョン |
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TX49 |
DT600→JT800 |
2004/12/03 |
1.00 |
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※本ツールに関してはadvicePOCKET用のプロジェクトファイルをadvicePLUS用に 変換することはできません。
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DT800←→JT800→ZT800 DT800→ZT800 |
2007/06/12 |
2.00 |
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※advicePRO(ZT800)からadvicePOCKET(JT800),PLUS(DT800)へ変換することはできません。
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ルネサスエレクトロニクス (旧 日立/三菱/NEC)
テンシリカ
対象 |
説明 |
日付 |
バージョン |
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Xtensa |
SZX670→HLX670←→H2X600 |
2014/01/30 |
6.00 |
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※プロジェクトコンバータ6.01以降をお使い下さい。
※ARMプロジェクトはARM固有部を用いて変換下さい。
※ARM用固有部を既に使用しているユーザーは、上記解凍ファイルのPJCV_MAIN.iniを上書きコピーしてお使い下さい。
※ARM固有部を使用していないユーザーは、PJCV_MAIN.exeがある場所にARM固有部コピー後、XTENSA用固有部をコピーして下さい。その際、PJCV_MAIN.iniは上書きコピーして下さい。
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