ターゲットFlashへ既にオブジェクトファイルがロードされている状態で、μVisionデバッガをターゲットへ接続しデバッグしたい場合、MDK-ARMは、μVisionデバッガ起動時に ターゲットへオブジェクトファイルをロードせずに 、デバッガへオブジェクトファイルをロードすることができます。 µVision は指定されたファイルの内容を解析してファイルタイプを判断します(ファイルタイプを判断できない場合は、エラーメッセージが表示されます)。
以下のファイルタイプがサポートされています。

LOAD コマンドには、使用しているターゲットに応じて変わるいくつかの オプション があります。

以下に、デバッガへHEXファイルをロードする例を示します:

[1] まず、オブジェクトファイルをロードせず、uVisionデバッガをターゲットボードへ接続します
  1. お客様の使用環境に合わせて、ターゲットとデバッガを接続してください。

  2. uVisionを起動し、 Options for Target - Debugタブ 上で、使用するアダプタを選択し、 [Setting] ボタンをクリックしてください。

  3. Cortex-M Target Driver Setup を開き、 Debugタブ 上で、ターゲットとの接続が見えていることを確認してください。

  4. 以下のチェックを外してください:
    • Options for Target - Debugタブ 上で、 Load Application at Startup のチェックを外す。
      -> これにより、デバッガ接続時にデバッガへアプリケーションをロードしません。
    • Options for Target - Utilityesタブ 上で、 Update Target before Debugging のチェックを外す。
      -> これにより、デバッグ前にターゲット(Flash)へ.axfファイルをロードしません。

[2] 続いて、デバッガへ任意のHEXファイルをロードします。
  1. uVisionデバッガとターゲットの接続ができたら、 デバッガ上のCommand Window Loadコマンド を実行します。
    LOAD  C:my pathfilename.hex

  2. LOADコマンドのオプションについては、以下ドキュメントをご確認ください:
        http://www.keil.com/support/man/docs/uv4/uv4_cm_load.htm
        LOAD command has several options

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