適用範囲:MDK-ARM
製品版のMDK Edition(Professional / Plus / Cortex-M)ライセンスがインストールされている場合に、評価版(MDK-Lite for product Evaluation)へ変更するにはどうすればよいですか
製品版ライセンスから評価版ライセンスへライセンスを変更する場合、uVisionのLicense Managementウィンドウ上で
(MDK-ARM Single / Floating-User Licenseをお使いの場合)LICをアンインストールしたり、
(Flex FLをお使いの場合)"Use Flex Server"のチェックを無効にしただけでは、評価版に戻すことはできません。
以下に示す手順に従って操作してください:
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uVisionが起動していない状態
で、MDKのインストレーションフォルダ内にある
TOOLS.INI
というファイルをテキストエディタで開きます。
例) C:¥Keil_v5のフォルダにMDKをインストールされている場合、以下場所にあります:
C:¥Keil_v5¥TOOLS.INI
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"TOOL_VARIANT"
から始まる行と
"LIC0="
から始まる行の先頭にそれぞれ「#」を追加してコメントアウトしてください。
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コメントアウトした"TOOL_VARIANT"の行の下に
TOOL_VARIANT=mdk_lite
を追加してください。
例) #TOOL_VARIANT=mdk_std
TOOL_VARIANT=mdk_lite
・・・(省略)・・・
#LIC0=xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
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TOOLS.INIを保存してからuVisionを起動してください。
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License Management ウィンドウを開き、MDK Liteと表示されていれば評価版として動作いたします。
✱ Note✱
評価版から既存の製品版ライセンスへ戻す場合は、
TOOLS.INI
ファイルで追記した
TOOL_VARIANT=mdk_lite
を削除し、コメントアウトした"TOOL_VARIANT"
と
"LIC0="
の行を元に戻し保存した上、
License Management
ウィンドウを開き、
LIC
や
"Use Flex Server"
を適切に設定し直してください。
関連リンク
MDK-ARM 評価版と製品版の違い