適用範囲

概要
私のプロジェクトでは、Arm Compiler for Embedded FuSa 6.16TLS またはArm Compiler for Functional Safety 6.6 を使用しています。
しかし、ツールチェインのリリースノートにサポート対象としてリストされていないホストOSを使用する必要があります。
これはツールチェインの使用上影響がありますか?また、機能安全認証は無効になりますか?

回答
ツールチェインのリリースノートでは、次のいずれかのフレーズを使用して、サポートされるホストOSを紹介しています。

これらのフレーズは、Arm がそのツールチェインの初期テストを実行したホストOS を示します。
Out-of-the-Boxテストは、テストされたツールチェインとホストOSの組み合わせごとに以下を確認するために使用されます:

これらツールチェインのリリース以降、Armは追加のホストOSに対してさらにOut-of-the-Boxテストを行い、以下ののホストOSがサポートされているとみなせることを確認済みです。
ツールチェイン サポート済みとみなされるホストOS
Arm Compiler for Embedded FuSa 6.16LTS
  • Linux 64-bit:
    • Red Hat Enterprise Linux 7
    • Red Hat Enterprise Linux 8
    • Ubuntu Desktop Edition 18.04 LTS
    • Ubuntu Desktop Edition 20.04 LTS
    • Ubuntu Desktop Edition 22.04 LTS
  • Windows 64-bit:
    • Windows Server 2012
    • Windows Server 2016
    • Windows 8.1
    • Windows 10
    • Windows 11
Arm Compiler for Functional Safety 6.6
(別名:Arm Compiler 6.6LTM /Arm Compiler 6.6 Long Term Maintenance)
  • Linux 64-bit:
    • Red Hat Enterprise Linux 6
    • Red Hat Enterprise Linux 7
    • Ubuntu Desktop Edition 14.04 LTS
    • Ubuntu Desktop Edition 16.04 LTS
  • Windows 64-bit:
    • Windows Server 2012
    • Windows 8.1
    • Windows 10
    • Windows 11

注意 上記にリストされたリリースノートに記載されていないホストOS上でツールチェインを使用しても、機能安全認証は無効になりません。さらに:
  • Arm Compiler for Embedded FuSa 6.16LTS に対しては、ArmはQualification Kit Safety Manual の将来のアップデート時にこのFAQに記載した内容を追加予定です。
  • Arm Compiler for Functional Safety 6.6 に対しては、こちらがアクティブメンテナンス外となっていることから、ArmはQualification Kit Safety Manual に対しこのFAQに記載した内容を追加しアップデートを行う予定はありません。


このFAQに記載したサポートされているとみなされるホストOSに関する情報はツールチェインのリリースノートの情報にとってかわるものとして扱われます:

このFAQ内に記載されているもの以外のOSを使用しなければならない場合は Arm Developer のサイトで Support case を作成し、その際、次の情報をすべて提供してください:

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