パッチプログラムをダウンロードするには、事前にARM社のコネクトサービスのアカウントを取得し、ログインしておく必要があります。アカウントの取得は以下のURLから無償で行う事ができます:
https://login.arm.com/register.php

RVCTパッチ アップデート時の注意点
RVDSv3.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP31

Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS31

上記ページに公開されているパッチはRVDSv3.1 StandardおよびProfessionalのオリジナルまたは以前のパッチが適用されたものの両方に適用可能です。 RVDSv3.1評価版CD、過去(v3.0およびそれ以前)のRVCT/RVDSのリリースおよびKeil MDK製品には適用できません。

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてRVCTv3.1 build569以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn
また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。
which armcc
2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。
3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のRVCT includeディレクトリにコピーしてください。  デフォルトのincludeディレクトリの場所は次の場所になります。
<Windowsの場合> <Linuxの場合> 4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のRVCT libraryディレクトリにコピーしてください。
 デフォルトのlibディレクトリの場所は次の場所になります。
<Windowsの場合> <Linuxの場合> 5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、
 テンポラリディレクトリから既存のRVCTのインストールディレクトリにコピーしてください。
 デフォルトのインストールディレクトリの場所は次の場所になります。
<Windowsの場合> <Linuxの場合> もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。
6. *注意*
 アーカイブのサイズを最小化するために、ひとつのコンパイラの実行形式(armcc)のみがパッチに含まれます。RVCTv3.0以降では、tcc、armcppおよびtcppの実行形式はこの armccとまったく同じものですので、同ディレクトリ内で、tcc、armcppおよびtcppの実行形式へ名前を変えてコピーしてください。
例(Windows環境)
copy armcc.exe tcc.exe
copy armcc.exe tcpp.exe
copy armcc.exe armcpp.exe
7.これでアップデートツールがインストールされます。
 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。
armcc --vsn
armcpp --vsn
tcc --vsn
tcpp --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn
バージョンはRVCTv3.1アップデート後の build 番号が返されるべきです。
8.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。  その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。
chmod u+x armcc

RVCT3.1(Build 1021から1055)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、インクルードファイルおよび、C/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のプラットフォーム上でもテストされています。

Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

これらのプラットフォームはサポートプラットフォーム外ではありますが、上記の環境でも動作することが予想されます。

RVCTv3.1パッチBuild 1021から1055への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

リンカ

fromelf

RVCT3.1(Build 892から1021)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、インクルードファイルおよび、C/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のプラットフォーム上でもテストされています。

Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

これらのプラットフォームはサポートプラットフォーム外ではありますが、上記の環境でも動作することが予想されます。

RVCTv3.1パッチBuild 892から1021への変更点および改善点は下記の通りとなります。

RVCT実行形式

コンパイラ

アセンブラ

C/C++ライブラリ

リンカ

RVCT3.1(Build 862から892)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、インクルードファイルおよび、C/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のプラットフォーム上でもテストされています。

Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

これらのプラットフォームはサポートプラットフォーム外ではありますが、上記の環境でも動作することが予想されます。

RVCTv3.1パッチBuild 862から892への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

C/C++ライブラリ

RVCT3.1(Build 836から862)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、更新されたインクルードファイルおよび、更新されたC/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

RVCTv3.1パッチBuild 836から862への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

リンカ

アセンブラ

C/C++ライブラリ

fromelf

RVCT3.1(Build 794から836)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、更新されたインクルードファイル(arm_neon.h、ctype.h、dspfns.h、c55x.hのみがオリジナルのRVCTv3.1 build569リリースから変更されています)および、更新されたC/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

このRVCT実行形式用クライアントライセンシングソフトウェアはFLEXnet 10.8.5.0からFLEXnet 10.8.7.0にアップデートされています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

RVCTv3.1パッチBuild 794から836への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

C/C++ライブラリ

更新はありません。

リンカ

アセンブラ

armar

RVCT3.1(Build 761から794)

このパッチはターゲットアドレスが最初の4Kリージョンであり、2つの4K領域にかかる32ビットThumb-2分岐命令に影響のある、Cortex-A8エラッタ657417に対応しています。

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelf、armar、プログラム実行形式、更新されたインクルードファイル(arm_neon.h、ctype.h、dspfns.h、c55x.hのみがオリジナルのRVCTv3.1 build569リリースから変更されています)および、更新されたC/C++ライブラリのアップデートから構成されています。

このRVCT実行形式用クライアントライセンシングソフトウェアはFLEXnet 10.8.5.0からFLEXnet 10.8.7.0にアップデートされています。

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 2000 SP4
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

RVCTv3.1パッチBuild 761から794への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

C/C++ライブラリ

リンカ

アセンブラ

RVCT3.1(Build 739から761)

このパッチはRVCT/RVDSv3.1コンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよび armarのアップデートバージョンである5つのファイルを含んでいます。 これら通常のRVCT実行ファイルに加えて、一部の追加ファイルも含まれます。 ctype.h, dspfns.h, c55x.h、C/C++ライブラリファイル

RVCTv3.1パッチBuild 739から761への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

C/C++ライブラリ

リンカ

fromelf

RVCT3.1(Build 700から739)

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよび、armarのアップデートから構成されています。 これら通常のRVCT実行ファイルに加えて、一部の追加ファイルも含まれます。 ctype.h, dspfns.h, c55x.h、C/C++ライブラリファイル

RVCTv3.1パッチBuild 700から739への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

C/C++ライブラリ

アセンブラ

リンカ

その他

RVCT3.1(Build 674から700)

このパッチはRVCT/RVDSv3.1コンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarのアップデートバージョンである5つのファイルを含んでいます。
これら通常のRVCT実行ファイルに加えて、一部の追加ファイルも含まれます:
ctype.h, dspfns.h, c55x.h、6つのCortex-M1 Cライブラリファイル(h_p*.bおよびh_p*.l)、10のMicrolib Cライブラリファイル(mc_*)および30のStdlib Cライブラリファイル(c_*)

RVCTv3.1パッチBuild 674から700への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

アセンブラ

リンカ

fromelf

armar

ライブラリ

RVCT3.1(Build 640から674)

RVCTパッチ Build 640ではアップデート手順が上記“RVCTパッチアップデート時の注意点”とは異なりますので、ご注意ください。

このパッチは、RVCT/RVDS 3.1コンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarのアップデートバージョンを含む5つのファイルから構成されています。 これら通常のRVCT実行形式に加えて、次のような追加ファイルを含みます: ctype.h, dspfns.h, c55x.hおよび6つのCortex-M1 Cライブラリファイル(h_p*.bおよびh_p*.l)。
これらのうち、dspfns.hは以前のパッチビルド640で修正されています。

RVCTv3.1パッチBuild 640から674への変更点および改善点は下記の通りとなります。

ヘッダファイル

コンパイラ

アセンブラ

リンカ

Fromelf

RVCT3.1(Build 616から640)

RVCTパッチ Build 640ではアップデート手順が上記“RVCTパッチアップデート時の注意点”とは異なりますので、ご注意ください。

このパッチは、RVCT/RVDSv3.1のコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよび、armarのアップデートから構成されています。 これら通常のRVCT実行ファイルに加えて、一部の追加ファイルも含まれます。 ctype.h, dspfns.h, c55x.hおよび6つのCortex-M1 Cライブラリファイル(h_p*.bおよびh_p*.l)

[h3]パッチをインストールするには以下の手順で行います[/h3]

1.以下をタイプしてRVCTv3.1 build569以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn
また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。
which armcc
2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。
3.3つのヘッダファイルをテンポラリディレクトリからRVCT includeディレクトリにコピーしてください。 例えばWindows版の場合、デフォルトのincludeディレクトリの場所は次の場所になります: 4.6つのCライブラリファイルをテンポラリディレクトリからRVCT libraryディレクトリにコピーしてください。  例えばWindows版の場合、デフォルトのlibディレクトリの場所は次の場所になります。 5.5つの実行形式ファイルをテンポラリディレクトリからRVCTインストールディレクトリにコピーしてください。  例えばWindows版の場合、デフォルトのインストールディレクトリの場所は次の場所になります。 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。
6. *注意*  アーカイブのサイズを最小化するために、ひとつのコンパイラの実行形式(armcc)のみがパッチに含まれます。  RVCTv3.0以降では、tcc、armcppおよびtcppの実行形式はこの armccとまったく同じものですので、  同ディレクトリ内で、tcc、armcppおよびtcppの実行形式へ名前を変えてコピーしてください。 例(Windows環境)
copy armcc.exe tcc.exe
copy armcc.exe tcpp.exe
copy armcc.exe armcpp.exe
7.これでアップデートツールがインストールされます。  コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。
armcc --vsn
armcpp --vsn
tcc --vsn
tcpp --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn
バージョンはRVCTv3.1アップデート後の build 番号が返されるべきです。

RVCTv3.1パッチBuild 616から640への変更点および改善点は下記の通りとなります。

ヘッダおよびライブラリ

コンパイラ

リンカ

fromelf

RVCT3.1(Build 569から616)

RVCTv3.1パッチBuild 569から616への変更点および改善点は下記の通りとなります。

コンパイラ

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