パッチプログラムをダウンロードするには、事前にARM社のコネクトサービスのアカウントを取得し、ログインしておく必要があります。アカウントの取得は以下のURLから無償で行う事ができます:
https://login.arm.com/register.php

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 791から894)

このARM Compiler Toolchain v4.1 #6 Web Patch Build894はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard: https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional: https://silver.arm.com/browse/RVP41

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7 Professional Edition, 32-bit & 64-bit
Windows 7 Enterprise Edition, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のノンサポートなプラットフォーム上でテストされています。

Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\894\include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\791\lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\813\win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 894が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

64ビットリンカ

RVDSv4.1 Service Pack1およびこのパッチは64ビットバージョンのarmlinkを含んでいます。すでにRVDSv4.1 Service Pack1以降をインストールしていれば、64ビット用実行可能形式のディレクトリが以下のように生成されています。  <Windowsの場合> C:Program FilesARMRVCTPrograms.12win-x86_64

 <Linuxの場合> /ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-x86_64/

これらはwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリの中身をテンポラリディレクトリから上記ディレクトリにコピーすることで更新されます。もしRVDSv4.1 Service Pack1以降がインストールされておらず、64ビットバージョンのリンカを使いたい場合にはディレクトリの生成を行ってください。

win-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリは、armcc.exe, armasm.exe, fromelf.exe and armar.exeのツールも含んでいますが、これらは32ビット用の実行可能形式であり、同一のディレクトリにこれら全ての実行形式がおかれていることを必要とする一部の機能のために存在しています。

"注意)"デフォルトではシステムにおいて32ビットのリンカが使用されるよう設定されています。64ビットバージョンを必要とする場合、ARMCC41BIN環境変数がwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリを示すように、また、PATHが以前のwin_32-pentium(Linux用の場合、linux-pentium)ではなく、これら64ビット用のディレクトリを示すようにそれぞれ変更が必要です。

ARM Compiler toolchain Build 894で追加・変更された機能

コンパイラ

ARM Compiler toolchain Build 791での不具合修正 アセンブラ

コンパイラ

ライブラリ

    1. RW 圧縮
    2. --callgraph または --feedback オプション
    3. リンカが生成した(圧縮の影響に依存する)実行領域のロードアドレスシンボルへの参照。例:Load$$ER_RW$$Base 及び Load$$ER_RW$$Limit
    4. リンカが生成したシンボルへの参照を行うセクションは、非分岐リロケーションの前にその分岐の全てのリロケーションを持っていない この不具合は修正されました。 [SDCOMP-15822]
    1. 共有文字列にアクセするMOVT及びMOVW命令
    2. MOVT及びMOVW命令のリロケーションが、SHT_REL 型のリロケーションセクションに存在する。ARMツールはこのリロケーションを生成しませんが、GNUツールなどのサードパーティツールはこれらのリロケーションを生成します。
    3. セクションS1の文字列と、セクションS2の文字列がマージされ、S2の文字列がベースから0以外のオフセットを持っている場合
    4. S2の最終ベースアドレスとオフセットの特定の組み合わせで、MOVT及びMOVW命令の組み合わせの結果は、本来の位置よりも0x10000より下になります。
    この不具合は修正されました。リンカはリロケーションセクションがSHT_REL型を持っている場合、SHF_MERGE及びSHF_STRINGSのフラグを含んだセクションへのMOVT及びMOVWのリロケーションを正しく取り扱います。 [SDCOMP-15700]

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 713から791)

このARM Compiler Toolchain v4.1 #5 Web Patch Build791はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP41

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7 Professional Edition, 32-bit & 64-bit
Windows 7 Enterprise Edition, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のノンサポートなプラットフォーム上でテストされています。

Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\813include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:Program FilesARMRVCTData.12lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.13win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
~/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 791が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

64ビットリンカ

RVDSv4.1 Service Pack1およびこのパッチは64ビットバージョンのarmlinkを含んでいます。すでにRVDSv4.1 Service Pack1以降をインストールしていれば、64ビット用実行可能形式のディレクトリが以下のように生成されています。
 <Windowsの場合> C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\\win-x86_64

 <Linuxの場合>

/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-x86_64/

これらはwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリの中身をテンポラリディレクトリから上記ディレクトリにコピーすることで更新されます。もしRVDSv4.1 Service Pack1以降がインストールされておらず、64ビットバージョンのリンカを使いたい場合にはディレクトリの生成を行ってください。

win-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリは、armcc.exe, armasm.exe, fromelf.exe and armar.exeのツールも含んでいますが、これらは32ビット用の実行可能形式であり、同一のディレクトリにこれら全ての実行形式がおかれていることを必要とする一部の機能のために存在しています。

"注意)"デフォルトではシステムにおいて32ビットのリンカが使用されるよう設定されています。64ビットバージョンを必要とする場合、ARMCC41BIN環境変数がwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリを示すように、また、PATHが以前のwin_32-pentium(Linux用の場合、linux-pentium)ではなく、これら64ビット用のディレクトリを示すようにそれぞれ変更が必要です。

ARM Compiler toolchain Build 791で追加・変更された機能

コンパイラ

フォーマットコンバータ

リンカ

ARM Compiler toolchain Build 791での不具合修正

コンパイラ

ライブラリ

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 631から713)

このARM Compiler Toolchain v4.1 #4 Web Patch Build713はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP41

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7 Professional Edition, 32-bit & 64-bit
Windows 7 Enterprise Edition, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のノンサポートなプラットフォーム上でテストされています。

Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\719\include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:\Program Files\AR\MRVCT\Data\4.1\719lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\719\win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
~/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 713が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

64ビットリンカ

RVDSv4.1 Service Pack1およびこのパッチは64ビットバージョンのarmlinkを含んでいます。すでにRVDSv4.1 Service Pack1以降をインストールしていれば、64ビット用実行可能形式のディレクトリが以下のように生成されています。
 <Windowsの場合> C:Program FilesARMRVCTPrograms.12win-x86_64

 <Linuxの場合>

/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-x86_64/

これらはwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリの中身をテンポラリディレクトリから上記ディレクトリにコピーすることで更新されます。もしRVDSv4.1 Service Pack1以降がインストールされておらず、64ビットバージョンのリンカを使いたい場合にはディレクトリの生成を行ってください。

win-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリは、armcc.exe, armasm.exe, fromelf.exe and armar.exeのツールも含んでいますが、これらは32ビット用の実行可能形式であり、同一のディレクトリにこれら全ての実行形式がおかれていることを必要とする一部の機能のために存在しています。

"注意)"デフォルトではシステムにおいて32ビットのリンカが使用されるよう設定されています。64ビットバージョンを必要とする場合、ARMCC41BIN環境変数がwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリを示すように、また、PATHが以前のwin_32-pentium(Linux用の場合、linux-pentium)ではなく、これら64ビット用のディレクトリを示すようにそれぞれ変更が必要です。

ARM Compiler toolchain Build 713で追加・変更された機能
ARM Compiler toolchain Build 713での不具合修正

アセンブラ

コンパイラ

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 561から631)

このARM Compiler Toolchain v4.1 #3 Web Patch Build631はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP41

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7 Professional Edition, 32-bit & 64-bit
Windows 7 Enterprise Edition, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のノンサポートなプラットフォーム上でテストされています。

Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data4.1\631\include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\631\lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\631\win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
~/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 631が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

64ビットリンカ

RVDSv4.1 Service Pack1およびこのパッチは64ビットバージョンのarmlinkを含んでいます。すでにRVDSv4.1 Service Pack1以降をインストールしていれば、64ビット用実行可能形式のディレクトリが以下のように生成されています。
 <Windowsの場合> C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\713\win-x86_64

 <Linuxの場合>

/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-x86_64/

これらはwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリの中身をテンポラリディレクトリから上記ディレクトリにコピーすることで更新されます。もしRVDSv4.1 Service Pack1以降がインストールされておらず、64ビットバージョンのリンカを使いたい場合にはディレクトリの生成を行ってください。

win-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリは、armcc.exe, armasm.exe, fromelf.exe and armar.exeのツールも含んでいますが、これらは32ビット用の実行可能形式であり、同一のディレクトリにこれら全ての実行形式がおかれていることを必要とする一部の機能のために存在しています。

"注意)"デフォルトではシステムにおいて32ビットのリンカが使用されるよう設定されています。64ビットバージョンを必要とする場合、ARMCC41BIN環境変数がwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリを示すように、また、PATHが以前のwin_32-pentium(Linux用の場合、linux-pentium)ではなく、これら64ビット用のディレクトリを示すようにそれぞれ変更が必要です。

ARM Compiler toolchain Build 631で追加・変更された機能

コンパイラ

リンカ

ユーザーへの注意点

リンク時のコード生成(LTCG)機能は、手続き間の分析の有効性を向上させるために再設計をおこなう事を検討しています。多くのユーザが--ltcgの使用による利点を得ている間、私たちはこの機能アーキテクチャが潜在的により広範囲なユースケースで利益になると感じています。ユーザが利益を得ている場合には--ltcgを使用し続ける事を奨励しますが、我々の内部検討と潜在的再設計を終了するまでLTCGに関連した不具合修正や機能拡張は延期することをご了承下さい。--ltcg に替わる機能としては、--multifileオプションを検討することをユーザに推奨致します。--multifile も手続き間の分析を実行しますが、入力ファイル数は制限されます(10個以下を推奨しています)。

ARM Compiler toolchain Build 631での不具合修正

コンパイラ

アセンブラ

リンカ

ライブラリ

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 514から561)

このARM Compiler Toolchain v4.1 #2 Web Patch Build561はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP41

一般的な改善

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7 Professional Edition, 32-bit & 64-bit
Windows 7 Enterprise Edition, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit

また、このパッチは以下のノンサポートなプラットフォーム上でテストされています。

Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.11\include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\561\lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C\:Program Files\ARMRVCT\Programs\4.1\561\win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
~/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 561が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

64ビットリンカ

RVDSv4.1 Service Pack1およびこのパッチは64ビットバージョンのarmlinkを含んでいます。すでにRVDSv4.1 Service Pack1以降をインストールしていれば、64ビット用実行可能形式のディレクトリが以下のように生成されています。
 <Windowsの場合> C:Program FilesARMRVCTPrograms.12win-x86_64

 <Linuxの場合>

/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-x86_64/

これらはwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリの中身をテンポラリディレクトリから上記ディレクトリにコピーすることで更新されます。もしRVDSv4.1 Service Pack1以降がインストールされておらず、64ビットバージョンのリンカを使いたい場合にはディレクトリの生成を行ってください。

win-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリは、armcc.exe, armasm.exe, fromelf.exe and armar.exeのツールも含んでいますが、これらは32ビット用の実行可能形式であり、同一のディレクトリにこれら全ての実行形式がおかれていることを必要とする一部の機能のために存在しています。

"注意)"デフォルトではシステムにおいて32ビットのリンカが使用されるよう設定されています。64ビットバージョンを必要とする場合、ARMCC41BIN環境変数がwin-x86_64(Linux用の場合、linux-x86_64)ディレクトリを示すように、また、PATHが以前のwin_32-pentium(Linux用の場合、linux-pentium)ではなく、これら64ビット用のディレクトリを示すようにそれぞれ変更が必要です。

ARM Compiler toolchain Build 514からBuild 561での変更点は下記の通りとなります。

コンパイラ

Cライブラリ

アセンブラ

リンカ

ライブラリアン

フォーマットコンバータ

ツール全般

ARM Compiler toolchain v4.1(Build 462から514)

このARM Compiler Toolchain(ARM Compiler toolchain)v4.1 Q2 Web Patch Build514はARM RVDS v4.1の製品とともに使用されることを意図しています。これはオリジナルのインストレーションまたは過去のパッチの適用の如何によらず、あらゆるRVDS v4.1 Standard、ProfessionalまたはEvaluationのインストレーションのアップデートを行う事ができます。その他のRVCT/RVDSのリリースとは互換性がありません。

このパッチはコンパイラ、リンカ、アセンブラ、fromelfおよびarmarの実行形式とインクルードファイルおよびC/C++ライブラリから構成されています。

RVDSv4.1のパッチは、ARM社のWebサイトよりダウンロード可能です。
Standard:
https://silver.arm.com/browse/RVS41

Professional:
https://silver.arm.com/browse/RVP41

一般的な改善

サポートされるOSプラットフォーム

Windows 7
Windows XP SP2, 32-bit & 64-bit
Windows XP SP3, 32-bit
Windows Vista Business Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Vista Enterprise Edition SP1, 32-bit & 64-bit
Windows Server 2003 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 4 for x86, 32-bit & 64-bit
Red Hat Linux Enterprise 5 for x86, 32-bit & 64-bit
 
これらに加えて、以下のノンサポートなプラットフォームにおいてもパッチをテストしました:
Windows 2000 SP4
SUSE Linux 9.2
Ubuntu Linux 8.10 

パッチをインストールするには以下の手順で行います

1.以下をタイプしてARM Compiler toolchain v4.1のBuild462以降が使用されていることを確認してください。

armcc --vsn

 また、Linux環境の場合以下のコマンドを実行してarmccの場所を確認してください。

which armcc

2.ZIPファイルをテンポラリディレクトリに解凍してください。

3.includeディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain includeディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41INC環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
set ARMCC41INC
ARMCC41INC=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\713\include

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41INC
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/include/

4.libディレクトリをテンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchain libraryディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41LIB環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41LIB
ARMCC41LIB=C:\Program Files\ARM\RVCT\Data\4.1\514\lib

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41LIB
~/ARM/RVCT/Data/4.1/462/lib/

5.win_32-pentiumディレクトリ(Linux用の場合、linux-pentiumディレクトリ)を、 テンポラリディレクトリから既存のARM Compiler toolchainのインストールディレクトリにコピーしてください。既存のディレクトリはARMCC41BIN環境変数で確認できます。

 <Windowsの例>

C:>
 set ARMCC41BIN
ARMCC41BIN=C:\Program Files\ARM\RVCT\Programs\4.1\514\win_32-pentium

 <Linuxの例>

>
 echo $ARMCC41BIN
~/ARM/RVCT/Programs/4.1/462/linux-pentium/

 もし必要なら、解凍するディレクトリをツールのインストールしている場所にあうように変更してください。

6.これでアップデートツールがインストールされます。

 コマンドラインから、以下の様に入力し、お客様の意図されるバージョンが返されるかを確認してください。

armcc --vsn
armlink --vsn
armasm --vsn
fromelf --vsn
armar --vsn

 バージョンは4.1 build 514が返されるべきです。

7.Linux版の場合、実行形式の解凍後にUNIXのパーミッションがリセットされる為実行ができなくなる場合があります。 その場合、次のようにユーザパーミッションをセットして、解決してください。

chmod u+x armcc

ARM Compiler toolchain Build 462からBuild 514での変更点は下記の通りとなります。

アセンブラ

Cライブラリ

コンパイラ

    これに加えて、at属性は不完全型を伴う定義に対して許されなくなりました。[740151]

FPライブラリ

ツール全般

リンカ

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