デバッガツールサポート †

• AXD v1.3が追加されました。
• armsd v1.3が追加されました。
• RealView Debuggerにおいて、
  • トレースとプロファイル機能が向上しました。
  • RTOSサポート機能が向上しました。
  • 新しいツールバーボタンとメニューの変更が行われました。
    
• よく使う機能にクイックアクセスができるようになりました。

ビルドツールサポート †

• Application Binary Interface for the ARM Architecture (Base Standard) (ABI for the ARM Architecture (Base Standard))をより厳密に遵守するようになりました。
• C++の例外ハンドリングをサポートしました。したがって、テンプレートのエクスポートを除き、ISO/IEC 14822 :1998 International Standard for C++によって定義されているISO C++の残りが全てサポートされました。
• マルチファイルコンパイルやリンカフィードバック等、より多くの最適化機能がサポートされました。
• イメージの大きさをさらに減少させるために、read/writeデータエリアの圧縮機能が提供されました。
• 多くのGNU CおよびC++拡張がサポートされました。
• 多くの新しいコマンドラインオプションがビルドツールに追加されました。
• シングルダッシュのキーワードオプションが廃止されました。
• 多くのコマンドラインオプションが廃止されました。

  −注意事項
  8バイトアライメントの保持についてはツールはより厳しくなっています。
  コンパイラはPRESERVE8とREQUIRE8を用いたコード生成を行います。
  リンカは8バイトアライメントを要求するようなコードだけが、8バイトアライメントを維持するコードを呼び出すようにチェックを行います。
  そのため、古いアセンブラコードやオブジェクトファイル、ライブラリに影響があります。
  既存のアセンブリファイル、オブジェクトファイル、あるいはライブラリが、8バイトアライメントを維持しているかをチェックし、もし必要であればそれらを修正する必要があります。
  詳細につきましては、
  

  RealView Compilation Tools Assembler Guide
  RealView Compilation Tools Linker and Utilities Guide

  をご参照下さい。

RVCTv2.0 とRVCT v1.2 の違いに関しては ARM のウェブサイトに詳細が掲載されていますので、ご参照ください。

• http://infocenter.arm.com/help/topic/com.arm.doc.dui0202f/DUI0202.pdf