RVCT 2.0.1での主な変更点は以下のとおりです。
コンパイラ
†
-
いくつかの最適化のバグと"internal faults"を吸収しました。
-
いくつかのデバッグ情報に関する障害を吸収しました。
-
適切なソースコードからSMLARおよびUMLALを生成するようになりました。
リンカ
†
-
大きな(>4MB)Thumb実行リージョンのサポートを行いました。
-
古いSDT2.5xオブジェクトとの互換性の問題を吸収しました。
-
スタックアライメントのチェックがより厳密になりました。詳細につきましては、リンカエラー: L6238E: foo.o(.text) contains invalid call from '~PRES8' function to 'REQ8' function foobarが発生しましたの項目をご参照下さい。
-
debug/nodebugのビルドオプションの組み合わせに関わらず、デフォルトで最終イメージは同じコードを含むようになりました。
-
リンク時に使用されるホストコンピュータのメモリが小さくなりました。
fromelf
†
-
ThumbのLDR命令のディスアセンブルを改良しました。
-
出力ファイル名は、複数のロードリージョンを含むscatterファイルの場合、ロードリージョン名が反映されます。
アセンブラ
†
-
有効なLDRD/STRD命令を無効であるとレポートするアセンブラの問題を吸収しました。
VFPサポートコード、exampleおよび浮動小数点ライブラリ
†
-
ARM Architecture v6用のBE8をサポートしました。