フローティングライセンスで Arm Development Studio、DS-5、MDK-Arm、RVDSやADSを使用するには、FLEXlm サーバソフトウェアを実行する必要があります。サーバソフトウェアを実行するには、FLEXlmサーバソフトウェアをインストールして設定を行い、ライセンスサーバ・デーモン(lmgrd.exe)を開始させます。
以下に、FLEXlm サーバソフトウェアを実行する方法を説明します(既に、FLEXlmサーバソフトウェアがインストール済みであることを前提にしています)。

<Arm DS/DS-5/MDK-Arm/RVDS/ADSv1.2 Windows の場合>

    1. サーバマシンの C:\flexlm にある lmtools.exe を管理者権限で起動します。
    2. Service/License File タブ内の Configuration using Services オプションを選択してください。 このとき、下段の枠内に"FLEXlm License Manager"と表示されているか確認して下さい。
    "FLEXlm License Manager"の表示が行われていない場合は、手順"3"に進んで下さい。
    "FLEXlm License Manager"が表示されている場合は、手順"3"は行わずに手順"4"に進んで下さい。
    ../_img_arm/faq_images/FLEXlm_12-1.gif
    3. Configure Services タブを選択し、"Service Name" 欄 "FLEXlm License Manager" を入力して下さい。
    ../_img_arm/faq_images/FLEXlm_12-2.gif

    4. Configure Services タブを選択し、下記フィールドにそれぞれ、要求されるファイルのパス名を入力するか、 Browse ボタンでファイルを選択してください。
    5. サーバの起動時に自動的にサーバソフトウェアを実行させたい場合は、Use Services チェックボックスをクリックし、次に Start Server at Power Up チェックボックスをクリックしてください。
    6. Save Service ボタンをクリックしてください。
    7. 確認のウィンドウが表示されたら、[はい] を選択して[FLEXlm License Manager] サービスの保存を確定します。
    8. Start/Stop/Reread タブをクリックし、[FLEXlm License Manager] サービスが選択されていることを確認します。
    9. Start Server ボタンをクリックしてください。これで、ライセンスサーバ・デーモン(lmgrd.exe)が開始されます。

<ADSv1.1 Windows の場合>

    1. ライセンスサーバマシンで、[スタート] → [設定] を選択し、コントロールパネルを開きます。
    2. FLEXlm ライセンスマネージャのアイコンをダブルクリックして起動します(サーバソフトウェアをインストールすると、コントロールパネルにこのアプリケーションが追加されます)。
    ../_img_arm/faq_images/FLEXlm_11-1.gif
    3. Setup タブをクリックして、
    4. 下記フィールドにそれぞれ、要求されるファイルのパス名を入力するか、 Browse ボタンでファイルを選択してください。

    5. Control タブをクリックします。
    6. 確認のウィンドウが表示されたら、[はい] を選択してください。
    7. Start ボタンをクリックします。これで、ライセンスサーバ・デーモン(lmgrd.exe)が開始されます。

<UNIX/Linux の場合>

ライセンスサーバ・デーモン(lmgrd.exe)が含まれるディレクトリに移動して、以下のコマンドを入力します。

nohup lmgrd -c license_file_name -l logfile_name &

  license_file_name  ライセンスファイルのパス名
  logfile_name     ログファイルのパス名

ライセンスサーバの起動後は、以下を入力することによってライセンスサーバからの出力を表示させることができます。

cat logfile_name

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