ライセンスサーバを使用する場合、ARMツール実行形式の実行をクライアントマシンで行うたびに、ライセンスを取得するためにライセンスサーバに対してネットワーク経由で、ライセンスチェックアウトの要求が行われます。
ライセンスサーバからクライアントマシンがフローティングライセンスのチェックアウトを行うには、多くの設定方法があります。
そのため、チェックアウト要求にかかる時間を最小限にするような設定を行うことに意義があります。
ARMLMD_LICENSE_FILEはライセンスサーバの位置を示すようにしてください。 この環境変数は、ツールによって最初にチェックされますので、LM_LICENSE_FILE(FLEXlmの汎用環境変数)を使用するよりもこちらをお使いいただくことをお勧めします。
i.e.環境変数に'port@servername'を指定するかわりに'
port@xxx.xx.x.xxx
'を用いる
または、ライセンスファイル中のserver行において、以下のような定義を:
SERVER servername 123a456b789c 8224次のように変更します:
SERVER xxx.xx.x.xxx 123a456b789c 8224これにより大抵の問題が解決します。
もし、ライセンスサーチパスが示しているサーバのうちライセンスマネージメントソフトウェアが動作していないものがあれば、FLEXlmがサーチパス中の次の場所をサーチするまでにライセンスリクエストのタイムアウトが発生するまで待ち、遅延を発生させる可能性があります。このような遅れを発生させる可能性がある見せかけのエントリがないようにしてください。
もしリダンダントサーバライセンスモデルを使用している場合、ライセンスファイルにリストされた最初のサーバが動作していたい場合、問題が発生する可能性があります。 この場合、リクエストがタイムアウトするまでFLEXlmはサーバからの応答を待ちます。 この問題を解決するために、ARMLMD_LICENSE_FILE環境変数で、サーバの指定順を変更してください。
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