横河ディジタルコンピュータ株式会社、アートシステム株式会社、株式会社DTSの
組込み関連事業を統合し、「株式会社DTSインサイト」としてスタートしました。

見えない値を、見る

最速10µ秒以下/測定点でメモリ内容を高速モニタリング
128点の多チャンネル測定
グラフィカルにデータ表示
データはHDDに長時間記録
ソフトウェア改変不要
JTAG/SWDで簡単接続

EVRICAの特徴・機能

最速10μsec以下/測定点の高速データモニタリング ソフトウェア改変不要! JTAG/SWDで簡単接続

メモリ情報の高速読み出し

1.メモリ情報の高速読み出し

EVRICAの本体は手のひらサイズのコンパクトなモジュールで、ユーザシステム(マイコンボードなど)からARMプロセッサのメモリ情報を読み出し、最大5.0GbpsのUSB 3.0インターフェースを介してホストPCへ転送します。ARMプロセッサが備えている標準のデバッグ/トレース用ハードウェア「ARM CoreSight」の能力を最大限に引き出すことにより、1測定点当たり最速10µsec以下のサンプリング性能を実現しています。

観測対象となるメモリは、オンチップのRAMでもフラッシュROMでもかまいません。標準バスで接続された外付けRAMや、メモリマップされたレジスタの情報も読み出せます(ただしキャッシュメモリ、およびTrustZoneのセキュア空間は除く)。1回の実行で同時にデータを読み出せる測定点の数は最大128です。

ユーザシステムとの接続には、JTAG/SWDインターフェースを利用します。接続用フラットケーブルの長さは40cmですが、接続距離を2.0mに延長するための中継器付き延長ケーブル(ロングプローブ)も用意いたします。(開発計画中)。

2.メモリ情報の可視化

EVRICAには専用ビューワが用意されており、ユーザシステムから取り出したメモリ情報を波形(折れ線グラフ)または数値として表示します。波形や数値は、随時(リアルタイムに)更新されます。ユーザは、測定したいメモリの物理アドレスや変数名(シンボル情報ファイルから選択)、データの表示形式などを事前に設定します。

 

波形については、1画面当たり最大8チャネル、最大4画面(最大32チャネル)を同時に表示できます。

 

メモリ情報の可視化

見逃さない! 長時間のデータ記録

必要なハードディスクの空き容量の例
測定チャネル数 測定周期 必要な空き容量
1時間の測定 24時間の測定
10 100µs 2.2Gバイト 54Gバイト
100 1ms 1.6Gバイト 40Gバイト 

3.測定ログの記録・保存

測定したメモリ情報は、ホストPCのハードディスクに蓄積します。いったん保存されたメモリ情報はいつでも専用ビューワを使って再表示可能なので、事後の分析がスムーズに進みます。測定したログファイルは、CSV形式でエクスポートできます。

連続測定できる時間は、ハードディスクの空き容量に依存します。

見たいところをマーキング(トリガ機能)

4.停止トリガとトリガ出力

メモリ情報の記録中に、事前に設定したトリガ条件(例えば、変数x=100、y>50など) が成立した時点で、グラフ上にマーキングします。測定後、マーキングされたデータを簡単に探すことができます。

またトリガ成立に連動して次の動作が可能です。

  • ●測定を停止する。
  • ●測定は継続しつつ、画面表示だけを一旦停止する(スナップショット)
  • ●デジタルオシロなど外部機器との連携に役立つトリガ信号を出力する
停止トリガとトリガ出力

パラメータ、フラグを書き換えて簡単検証!

データライト(メモリ操作)

5.データライト(メモリ操作)

測定中のメモリの特定のアドレスに、指定した1〜4バイトの値を、任意のタイミングで書き込むことができます。

パラメータやフラグを書き換えることで、プログラムの動作モードやテスト条件を簡単に変更できます。様々なテスト条件での検証が必要な場合に役立ちます。

 

EVRICA 製品構成

EVRICA本体

EVRICA本体
  • ●フラットケーブル接続(20pin 2.54mm)
  • ●ケーブル長:40cm
  • ●バスパワー給電(USB3.0)

専用ビューワー

専用ビューワー

オプション ロングプローブ

10秒で開始! 設定不要! オブジェクトコード解析からソフトウェア影響分析、構造分析

標準モデルのプローブでは、物理的に接続が難しい環境(ユーザー機器側の接続I/Fが奥まったところにある、ユーザー機器の近くにPCが置けない)での接続を可能とするためのプローブ。

  • ●フラットケーブル接続(20pin 2.54mm)
  • ●ケーブル長:2m
  • ●ACアダプタ +5V
 

EVRICA 仕様

項目 仕様
対象マイコン - ARM社
Cortex-A,-R,-Mコア内蔵マイコン
PC動作環境 推奨ホスト仕様 対応OS:Windows7(SP1以上),8.1,10 32bit/64bit版
CPU/メモリ:OSのシステム要件に準じる
RAMモニタ機能 測定アドレス点数 最大128点
測定性能 通常モード(サンプリング方式):10µSEC以下/1点(4byte) ※最速値(USB3.0)
測定アドレスの入力 ・物理アドレスの直値入力(16進)
・シンボル情報ファイルからの変数選択
測定データの指定 ・1/2/4byte指定
・bitフィールド指定(任意のbit位置の指定)
データ値表示 (unsigned/signed) char / short /long / float
表示形式:2/8/10/16進数
項目 仕様
RAMモニタ機能 グラフ表示 折れ線グラフ
・4面表示可能。1面あたりMax8ch
・グラフの拡大/縮小、カーソル(4本)、
・カーソル差分時間測定
・グラフの最大表示時間:1h以上
・グラフのプロット点補完方法:線形表示orステップ方式選択可能
測定ログ記録時間 ハードディスクの空き容量に依存
上限を超えると過去のデータを上書き
測定ログ保存 専用ファイルフォーマット及びCSVフォーマット
測定結果ファイル読み込み 〇グラフ表示(スライドバーで時間軸移動可能)
設定情報の保存・復帰
イベント機能 〇(最大8点。グラフ波形にマーキング、波形停止イベント)
データライト機能 指定したアドレスにデータをライト
外部トリガ 〇 停止トリガ(IN):2点 
〇 トリガ出力(OUT):2点
シンボルファイル
フォーマット
ELF/DWARF
対応コンパイラ:ARM対応adviceLUNA2 に準ずる
 

ボード接続例 — Movie —

 

ボード接続例

 

ボード接続例
 

セットアップ/デモ — Movie —

セットアップ手順を動画でご紹介

セットアップ手順を動画でご紹介

 

セットアップ手順を動画でご紹介