自分の仕事に常にベストをつくしながらも
プロジェクト全体の状況に心を配る

プロダクト開発マネージャー

プロダクトソリューション事業部
2007年入社

着実にキャリアアップができる社風

私は入社以来12年間、プロダクト開発一筋です。学生時代、ロボット制御のプログラムを学んでいたことがきっかけで、ものづくり、特にプログラムの世界で働きたいと思い、当社に入社しました。一番の喜びはやはり自分のプログラムがPCの外にある機器と繋がって動くということです。

当社はロボットのようなアクチュエータを制御する機器は開発しませんが、マイコンを使ってものづくりがしたいと思う人にとってはもってこいの会社だと思います。
私は入社後、先輩社員がつくったプログラムの保守管理からはじまり、徐々に大きな仕事を任せてもらえるようになりした。直近では、自社プロダクトの車載制御ソフトウェアの検証ツールである「GT170」の開発に携わりました。それ以降は、プログラムを組む方ではなく開発をおこなう方向性を指示する立場になることが多くなりました。

自社開発製品RAMScope「GT170」とは

私が所属する部署は、自動車の制御コントロールユニット(=ECU)を開発するメーカーが使用する組込み開発ツールを企画・開発し販売することが主な仕事です。ECUとは自動車の電子制御ユニットの事で、エンジンやモータの制御をはじめ現在の自動車には欠かせないものです。
当社開発ツール「RAMScopeシリーズ」は、ECUに搭載されているマイコン内部のRAM値の変化をリアルタイムに長時間モニタし計測することができる製品です。その最新製品が「GT170」となります。

「RAMScope」はRAMデータをモニタできるだけでなく、各センサーのアナログ信号やCANデータも同時に計測できます。ECUが仕様書どおりに動作するかを、ECUの内と外から同時に確認することができます。
RAMScopeシリーズの最新製品「GT170」は、計測対象に合わせて機能モジュールを任意に加減できる拡張性を持ち、ECU搭載のマイコンに負荷をかけずに計測できることが大きな利点となっています。

このような特長をもつ「GT170」の製品構成は、取得したデータをモニタで表示(可視化)するためのビューワと計測をおこなうための機器部分、ECU等と接続するインタフェース/プローブ部分に分かれています。私はこのうち主にビューワ開発を担当しています。各構成部には開発を受け持つ担当がいて、複数の人間で一つの製品を仕上げていきます。そのため、自分の担当部分の動作状況は、別の担当者が作成する部分が完成しないと最終的にはわかりません。クライアントが購入するのは製品であって、当然私の組んだプログラムだけを求めている訳ではないので「自分の作業は完了した」だけで終わる仕事ではありません。

他の担当の仕事も意識することが大切

製品開発のプロジェクトは、全体を俯瞰してみる必要があります。そういう意味では視野を広く持つこと、チームワークを意識できる方が良いかもしれませんね。チームワークを大切にし、前向きに取組む行動的な方が向いている会社だと思います。

PREV インタビューTOP NEXT
 
株式会社DTSインサイトの
詳しい情報はコチラ