アナライザ

Streamline パフォーマンス アナライザ

Arm® LinuxおよびAndroidTMプラットフォーム用にデバッグおよびトレース用のハードウェアを使用せず、システム全体のプロファイリングとパフォーマンス解析が可能です。

Timelineビュー

CPUクロック、キャッシュ、CPUの負荷、例外処理(ハード・ソフト)などのパフォーマンス情報にプロセスごとのタイムライン情報を同時に確認することで、処理のボトルネックや全体の流れを把握します。

Timelineビュー

Functionビュー

ソースコード内の各関数の処理時間の割合、スタンス数、依存する関数の数などの情報を確認することができます。
頻繁に実行される関数、CPU時間に与える負荷などを調べることで、パフォーマンス改善に効果の高い関数を特定したり、呼び出しロジックの改善などに役立てます。

Functionビュー

コールパス機能

ソースコード内の各関数の階層構造を可視化します。関数呼び出しのスタックポインタの深さと各関数の依存関係をツリー構造で表示し、プロファイリングレポートも表示します。また、マルチスレッドにも対応しています。

コールパス機能

Energy Analysis

専用のArm® Energy Probeと共に使用することにより、ターゲットの電圧・電流・電力を測定しTimelineビューへ表示します。ICEやトレースユニットを必要としないため、接続が簡単でコスト面でも有利です。
消費電力、電流、電圧データと、システムのパフォーマンスカウンタ、OSのパフォーマンスメトリクス及びソフトウェアのホットスポットの相関関係を示します。

Energy Analysis
Energy Analysis
Arm® Energy Probeの仕様
チャンネル数 3
最大電圧 30V
20mV以上の測定精度(Vshunt) ±5%
ADC分解能 10 bit
ホストとの接続 USB
最大シャント電圧 165mV
チャンネル毎サンプリングレート 10KHz
互換性 Arm® DS-5 v5.9以上