adviceシリーズデバッグツール
最新モデル adviceXross
JTAG ICE adviceシリーズがさらに進化
実機開発のすべてを一台に
デバッグ効率を向上・開発効率の最適化・開発工数の削減をサポートします!
国内販売台数No1. adviceシリーズの最新機種“adviceXross”(アドバイスクロス)
業界最高速・最大容量のトレースメモリを搭載し、さらに進化したJTAG ICE
定評のあるmicroVIEW-PLUSの基本性能をさらに進化させた”microVIEW-Xross”
テレワーク導入におすすめ! 自宅から社内のテスト環境を操作できます
基本設計を一新し、「応答性能を向上」。お客さまのニーズにお応えする新機能で更にデバッグ・テスト支援を強化
ネットワーク接続対応「テレワーク導入におすすめ! 自宅から社内のテスト環境を操作できます」
『adviceXross』は、JTAG ICE本体に1000BASE-T対応のEthernet接続ポートを標準で装備しています。『adviceXross』の通信設定で「IPアドレス/サブネットマスク/デフォルトゲートウェイ」を指定するこで、パソコンを介さずに直接『adviceXross』にネットワーク接続することが可能です。
これにより、会社内の開発環境に自宅からアクセスし、複数メンバで共有することができます。
リモートデスクトップによる接続時によくある"もっさり感"の少ない快適な操作性を実現します。
※ネットワーク接続環境により、接続できない場合や社内での接続時より応答が悪い場合があります。
※Ethernet接続時はACアダプタが必要となります。
※評価機をご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
応答性能向上
adviceXrossは、新設計のハードウェアを採用し高速性能を追求しました。JTAGクロックは最大125MHzまで設定が可能とし、ホストPCとの接続にはUSB3.1 Gen1対応(USBバスパワー)することで、従来製品adviceLUNAⅡより動作速度が大幅に向上しています。また、デバッガソフトは使い勝手の良さはそのままに、従来製品microVIEW-PLUSからmicroVIEW-Xrossに進化しました。新規プロジェクト作成やダウンロードなど操作手順を簡略化と応答性能の向上を実現しました。
ストリーミング機能
adviceXrossのストリーミング機能を使い、ホストPCにトレースデータを吸い上げ保存できます。また、問題発生時のデバッグやメモリ状態の保存ができるスナップショット機能によりプロジェクトを復帰させ、現象が起きたポイントと実行フローの解析をターゲットレス/ICEレスで行えます。
テスト自動化 Pythonスクリプト対応
ハイパーバイザ デバッグ機能【マルチOS】
1つのSoC上で複数のOSが動作するハイパーバイザー環境のデバッグに対応しました。 ゲストOSのデバッグ情報を登録することで、単一OSを指定してのデバッグや、複数OSを自動的に切り換えて同時にデバッグできます。
マルチコア デバッグ機能【マルチコア】
adviceXrossは、マルチコアとOSの構成により、SMPデバッグ・AMPデバッグを選択して使用することができます。対応コア数は最多ク ラスの32コアまで対応しています。また、デバッガmicroVIEW-Xrossの応答性能を大幅に向上しストレスが少ないデバッグ環境を実現 しています。
新しい機能トピックス
ICE基本性能の向上
1.応答性向上
microView-PLUSの使い勝手はそのままに、応答性を向上!
2.USB接続の改善
USB3.0およびUSBタイプCを採用!通信速度&使い勝手を向上。ホストPCと接続することで、JTAGモデルでのUSBバスパワーで動作可能!
3.トレース機能向上
・ストリーミング対応
・トレースメモリ大容量化
RAMモニタ機能
Arm CoreSight(AHB-AP)経由でメモリアクセス対応
メモリ画面上でアドレス指定「AHB:」を行うことで、実行中のRAMの値をコアを止めずにリアルタイムにメモリアクセスが可能です!
●利用ポイント●
・止められないシステム制御でのパラメータの監視が可能
変化した値を赤色ハイライト表示
Pythonコマンド対応
PythonスクリプトからmicroVIEW-Xrossの操作が可能に
・コマンドによりWindows上のコマンドプロンプトなどからPythonスクリプトを実行しmicroVIEW-Xrossを操作可能
・microVIEW-Xross上からPythonスクリプトを実行しmicroVIEW-Xrossを操作可能
テスト自動化(汎用入出力活用例)
手動操作が必要となるテストやデグレートチェックの時間を全自動化することで短縮します。
・疑似パターン入力により、人による操作も全自動化
・ソフトだけでなくハードの状態遷移も検知し、効率 的なテスト自動化を実現
・Pythonスクリプトにて実行可能
●利用ポイント●
・拡張入出力ポートによる単体テスト
ハイパーバイザー認識機能
効率的なデバッグをサポート
Hypervisor環境では、従来のOS認識機能によるデバッグ手法はそのままに、
マシン(VMID)よって切り替わるデバッグ対象を仮想マシンレイヤーとして
一段ラッピングした管理を実現します。
そのため、デバッグ情報やOSオプションの管理を、動作しているマシン(VMID)毎に
管理し自動的に切り替えることができます。
マルチコアサポート
対応コア数の拡大
利用シーンに合わせて選べる2つの接続モード
SMP接続モード
・1つのデバッガ画面
・デバッグ対象のアプリケーションが動作するコアに 追従し、自動的に接続コアを切り替え
●利用ポイント●
SMP Linuxのアプリケーションデバッグなどに有効
AMP接続モード
・コア毎にデバッガが起動
・コア毎に独立した実行制御が可能
●利用ポイント●
ブート処理や、AMP OSのアプリケーション、非対象マルチコアのデバッグなどに有効
モデル(機能に応じてスタック可能なユニット構成)
JTAGモデル
通常のデバッグに使用
拡張ユニット間コネクタより、ユニットのスタックが可能
トレースモデル
大容量トレースメモリ
JTAGユニット+トレースユニット
※トレースユニットは単体で使⽤できないためJTAGユニットにスタックして使⽤