RAMScope
製品仕様

GT170シリーズ
GT121/122

RAMScope-EXG(GT170シリーズ)システム構成

GT170シリーズのシステム構成(自由な計測スタイル)

電源通信モジュール:GT170U01

【電源供給、PC通信・計測システム制御モジュール】
計測モジュール接続:最大9モジュール
外部供給電源: 12V
PC-I/F:GbEthernet(XCP on Ethernet用)
    USB3.0(RAMScopeVP用、Ethernetメンテ用)
表面SW:電源ON/OFF-SW、計測スタート/ストップ-SW
裏面CN:システム外部トリガーIN/OUT、DC12V入力
外形:132(H)×32(W)×157(D)mm
付属品:両サイドパネル、USBケーブル、
AC電源アダプタ、 電源コード、マニュアルCD

RAMモニタモジュール:GT171M01

【マイコンデバッグI/F対応RAMモニタモジュール】
計測点数:最大2048ch
RAMデータ注入機能:30ch×64シナリオデータテーブル
表面CN:MCU/車載プローブ接続-I/F
裏面CN:外部トリガーIN/OUT
対応接続プローブ:GT102xx/GT103xx/GT104xx/
 (GT170専用プローブ GT106xx/GT107xx)
外形:132(H)×32(W)×157(D)mm
付属品:なし

CAN計測モジュール:GT171C01

【高速CAN/CANFD対応計測モジュール】
送信機能:疑似送信テスト(シナリオ設定可※)
(※疑似送信データ:送信ステップ64回、ステップ間隔設定可)
表面CN:CAN-I/F 2ch
裏面CN:外部トリガーIN/OUT
対応ボーレート:
 CAN 2.0B:1M/800K/500K/250K/125Kbps
 CANFD:1M/2M/4M/5M/8Mbps
外形:132(H)×32(W)×157(D)mm
付属品:なし (CANケーブル 別売り)

A/D計測モジュール:GT171A01

【アナログ信号計測用モジュール】
表面CN:アナログ入力4ch
(ch間インピーダンス:2MΩ 差動入力)
異なるch電位計測可(差動プローブ不要)
マルチ・レンジ入力:±100V/±50V/±25V/±10V/±5V/±1V
(過渡電圧に対する保護:測定カテゴリ- 300Vrms CATⅡ)
※10:1プローブにて1000Vまで計測可能
裏面CN:外部トリガーIN/OUT
外形:132(H)×32(W)×157(D)mm
付属品:なし  (10:1プローブは別売りです)

GT121/GT122シリーズ(簡単なRAM計測専用)

GT121/GT122シリーズは、実行中のマイコン制御アルゴリズム動作を計測するためにマイコンのデバッグ・インタフェース経由で変数(内蔵RAM値)の動的変化をリアルタイムに抽出します。動的な変数変化データの観測および長時間ログが可能な変数計測(RAMモニタ)専用ツールです。
ホストPCとGT121/GT122の通信I/FはUSB接続で、USB電源供給より計測動作いたします。
堅牢・耐ノイズ性を強化した小型のRAMモニタです。RAM計測プローブは、車載プローブ・GT104xxシリーズ専用となります。

RAMモニタ専用モデル:GT121/GT122シリーズ

【RAMモニタ専用製品】
・GT121(トリガー機能なし)
・GT122(トリガー機能あり)
PC接続用インターフェース:USB2.0
電源:USB電源使用
計測I/F:マイコンデバッグI/F
変数(RAM)計測仕様(参考値)
 最小計測周期:5μsec/点(※)
 最大計測点数:1024点
(※)モニタ対象のマイコンに依存します
適合プローブ:GT104xx
外形:(mm):126.1(W)×92(D)×21(H)mm
GT122用トリガーケーブル:GT181-S02(別売り)

RAMモニタ用プローブ

MCUプローブ GT102xxx/ GT106xxx(※)

【テストベンチ用RAMモニタプローブ】
(RAMモニタ-MCU間のGND絶縁)
マイコンファミリ対応毎のプローブ製品が異なります
構成: ターゲットケーブル(15cm)/プローブ本体
   / GT171M01接続ケーブル (2m)
外形/重量: 82(W)x93(D)x24(H)mm/137g
※GT170シリーズ専用となります(GT150シリーズは接続不可です)

車載用プローブ GT103xxx/GT104xxx/GT107xxx(※)

【車載(エンジンルーム内)用RAMモニタプローブ】 (RAMモニタ-MCU間のGND絶縁)
耐振動強化版、温度範囲-40~105℃
防滴(防水)対策レベルIP44相当
構成:プローブ本体 / GT171M01接続ケーブル 5m(GT103xxx/GT107xxx)
/2m(GT104xxx(GT121/GT122接続可))
外形/重量::63.5(W)x112(D)x20.5(H)mm/185g
※GT170シリーズ専用となります(GT150シリーズは接続不可です)

製品仕様

【GT170システム】

RAMモニタ
モジュール
マイコンインターフェース NBD、AUD、AUDⅡ、AUDR、RTD、NEXUS、DAP etc.
計測周期 5μs~65s ※マイコンデバッグI/F仕様や計測点数に依存
計測チャンネル数 2,048点(max)
シンボルWatch (メモリR/W機能) 変数指定:64点×16(max)、(メモリ領域:256Byte(max)の参照・書き換え)
ロギングタイムスタンプ 設定した計測周期毎に1回付加
モニタ表示 Byte/Word/Longサイズでリアルタイムにデータを表示、数値「リストウィンドウ」/波形「グラフウィンドウ」
テスト支援機能(シナリオライト) 30ch×64シナリオデータテーブル:ステップ実行・繰り返し実行、シーケンシャル/リピート
動作条件:測定開始連動、開始イベント、停止イベント、シナリオファイル読み出し・保存
定数チューニング(適合機能) 領域:ターゲットECUの内部メモリ(RAMチューニング)、
モトローラS形式のファイルデータ(間接ROMチューニング)
編集機能:カーブウォッチウィンドウ(1次元配列の表示・編集)、
マップウォッチウィンドウ(2次元配列の表示・編集)
適合値配列の編集タブ:最大16グループ登録 適合値の読み込み(ECU/ファイル)、書き込み(ECU/ファイル)
外部トリガー 入力: 1点、定格:-0.5~+5.25V、外部信号サンプリング計測モード
出力: 1点、定格:3.3Vまたは5Vから選択、スキャン出力/パルス出力/イベント出力
ファイルのインポート
/エクスポート
インポート: A2Lファイル形式(ASAM MCD-2MC Data Specification Version1.6)、ELF/DWARF2
エクスポート: MDFファイル形式(ASAM Common MDF Version 4.1.1)
MCUプローブ GT102xxx ターゲット側接続用コネクタ:14 ピン(2.54mm ピッチ) ピンヘッダ: 3M 社コネクタ(7614-6002xx)または相当品
動作環境 温度範囲: -20~+80℃(仕様はプローブ形状毎に異なる)、湿度範囲:20~80%RH(結露なきこと)
GT103xxx、GT104xxx(車載用) ターゲット側接続用コネクタ:14 ピン(2.54mm ピッチ) ピンヘッダ: 3M 社コネクタ(7614-6002xx)または相当品
動作環境 温度範囲: -40~+105℃(仕様はプローブ形状毎に異なる)、防滴(防水)対作品 レベル IP44相当
CAN計測
モジュール
CANバス CAN Version 2.0B、CANFD
ビットレート CAN 2.0B:1M/ 800K/ 500K/ 250K/125K bps、High Speed CAN (対応プロトコル物理層 ISO11898準拠)
CANFD:1M/2M/4M/5M/8Mbps
CANチャンネル数
・フォーマットID
2ch/1モジュール、チャンネル毎に標準ID/拡張IDの設定が可能
ロギングタイムスタンプ メッセージ受信毎に付加
モニタ表示 メッセージ: Byte単位で表示、シグナル:設定されたシグナル長にて表示
テスト支援機能(疑似送信) ch毎に疑似データ送信シナリオ設定:送信ステップ64回登録 ステップ間隔設定可(DELAY設定)
定周期送信、シーケンス送信、イベント送信(シナリオ化)のいずれか1つを選択
コネクタ形状/ピンアサイン D-Sub 9pin ×2ch / CAN-H: 7、CAN-L: 2、GND: 3
内部終端回路 120Ω SW-ON/OFF切り替え
ファイルのインポート
/エクスポート
インポート:CANdb形式
エクスポート: MDFファイル形式(ASAM Common MDF Version 4.1.1)、ASCファイル形式
外部トリガー 入力: 1点、定格:-0.5~+5.25V、外部信号レベル計測モード
出力: 1点、定格:3.3Vまたは5Vから選択、受信時出力/パルス出力/イベント出力
A/D計測
モジュール
マルチ・レンジ入力 ±100V (分解能  5mV) / ±50 V (分解能 2mV) /  ±25(分解能 1mV)/
±10V (分解能: 0.5mV) / ±5V(分解能: 0.2mV) / ±1V (分解能  0.1mV)
10:1プローブ使用にて1000V対応可能
測定確度 ±0.1%以内、インピーダンス: 約2MΩ(共通) 
サンプリング性能 500KHz~
周波数帯域 DC~50KHz
入力チャンネル数 4ch、チャンネル間インピーダンス:2MΩ
入力方式 差動タイプ
ロギングタイムスタンプ 設定した計測周期毎に1回付加
ファイルのエクスポート エクスポート: MDFファイル形式(ASAM Common MDF Version 4.1.1)
外部トリガー 入力: 1点、定格:-0.5~+5.25V、外部信号サンプリング計測モード
出力: 1点、定格:3.3Vまたは5Vから選択、スキャン出力/パルス出力/イベント出力
RAMScope
-EXG共通
電源通信モジュール 定格: DC12V/2A max.、電圧範囲: 9.0~16.0V
イベント設定 設定数: 8点(各モジュールとのイベント総計)、種類:10パターン(=/≠//範囲内/範囲外/立上/立下/外部トリガH or L)
システムイベント・トリガー
(計測開始/終了)
計測データの収録条件をイベントとして8つまで設定可能
ロギングトリガー機能:データ収録の開始終了条件をイベントの組合せで設定可能
システム外部トリガ
(計測開始/終了)
入力: 1点、定格:-0.5~+5.25V、外部信号サンプリング計測モード/外部信号レベル計測モード
出力: 1点、定格:3.3Vまたは5Vから選択、パルス出力/イベント出力
ASAM標準規格対応 MDF(ASAM Common MDF Version 4.1.1)/XCP on Ethernet
ログデータ保存ファイル形式 CSV/弊社バイナリフォーマット
動作環境 温度範囲:-20~+60℃ (※A/D計測モジュールのみ+5~+40℃)  湿度範囲:20~80%RH(結露なきこと)
PC動作環境 接続インターフェース GbEthernet(1000BASE-T) XCP on Ethernetのみで使用
USB 3.0
推奨ホスト仕様 3.40GHz以上の32ビット(x86)プロセッサもしくは64ビット(x64)プロセッサ
搭載メモリ(RAM):4GB以上、HDD:10GB以上の空があること
OS:Microsft Windows10 32bit/64bit 版、Windows11 64bit 版


【GT121/GT122シリーズ】

RAMモニタ
モジュール
マイコンインターフェース NBD、AUD、AUDⅡ、AUDR、RTD、NEXUS、DAP etc.
計測周期 5μs~65s ※マイコンデバッグI/F仕様や計測点数に依存
計測チャンネル数 1,024点(max)
シンボルWatch (メモリR/W機能) 変数指定:64点×16(max)、(メモリ領域:256Byte(max)の参照・書き換え)
ロギングタイムスタンプ 設定した計測周期毎に1回付加
モニタ表示 Byte/Word/Longサイズでリアルタイムにデータを表示、数値「リストウィンドウ」/波形「グラフウィンドウ」
外部トリガー(GT122) 入力: 1点、定格:-0.5~+5.25V、外部信号サンプリング計測モード
出力: 1点、定格:5.0Vから選択、スキャン出力/パルス出力/イベント出力
ファイルのインポート
/エクスポート
インポート: A2Lファイル形式(ASAM MCD-2MC Data Specification Version1.6)、ELF/DWARF2
エクスポート: MDFファイル形式(ASAM Common MDF Version 4.1.1)
PC動作環境 接続インターフェース USB 2.0
推奨ホスト仕様 3.40GHz以上の32ビット(x86)プロセッサもしくは64ビット(x64)プロセッサ
搭載メモリ(RAM):4GB以上、HDD:10GB以上の空があること
OS:Microsft Windows10 32bit/64bit 版、Windows11 64bit 版