詳細解説:業界別IoTシステムの活用例
今や、あらゆる場所で活用されつつあるIoTシステム。
電子・機械系雑誌のジャーナリストであるエンライト代表:伊藤元昭氏が、その活用例や社会への影響、技術トレンドについて、解説していきます。
第5回
スマホ化するクルマ、ソフトで機能が増えるSDV
2024.08.28
スマートフォンのようにユーザー自身が機能を変更・追加することで価値が向上していくクルマ「ソフトウェア定義型車両(SDV)」が市場投入されるようになりました。 SDVが普及することによって自動車メーカーのビジネスモデルが「モノづくり」から「コトづくり」へと変化していく可能性があります。
第4回
IoT/AIで病院外でも高度な医療・ヘルスケアを、人生100年時代のQoL向上
2024.03.29
人生100年時代が到来。健康で活発に動ける時間を長くし、人生の質(Quality of Life:QoL )を高めることが、多くの人にとっての望みになりました。IoT/AIといった高度なICTは、こうした要求に応える医療・ヘルスケア領域のサービスに革命を起こす技術になりそうです。
第3回
エッジAIで高度化する近未来のスマートファクトリ
2024.01.31
昨今、生産性向上を目指す施策として、工場でのデータ利用が活発化しています。
操業データを収集するIoT(Internet of
Things)と、データから価値ある情報を抽出するAI(ML、DL、ルールベース)を組み合わせたシステムに加え、生産現場でデータの解析処理を完結させるエッジAI(組込みAI)の活用も進んできました。
第2回
建設DXの実践によって、人手不足・低生産性・脱炭素化を解決
2023.09.20
建設業界では慢性的な人手不足が深刻です。なかなか進まない生産性の向上にも悩まされており、これは、建設に携わるあらゆる関係者が直面している問題です。
さらに近年、脱炭素化への対応も求められるようになり、建設業界は仕事の進め方を改善する必要に迫られています。
第1回
CASEトレンドで進化するクルマを、“社会を見守る目”に活用
2023.06.01
さまざまな現場に散在する価値あるデータを収集する役割を担っている情報機器が、IoTデバイスです。しかし、多くの場所に設置するためには相応の手間や費用、時間が必要になります。これを解消する手段として、自動車など移動能力を持つモビリティをIoTデバイスとして利用しようとする動きが出てきています。
プロフィール
伊藤 元昭氏 株式会社エンライト 代表
技術者として3年間の半導体開発、日経マイクロデバイスや日経エレクトロニクス、日経BP半導体リサーチなどの記者・デスク・編集長として12年間のジャーナリスト活動、コンサルタントとして6年間のメーカー事業支援活動などを経て、2014年に独立して株式会社 エンライトを設立。