静的解析ツール

静的解析ツール(静的コード解析ツール)は、プログラムを実行することなく、コードの構造や構文を解析して不具合を検知するツールの総称です。静的解析技術を導入すると、従来、コードレビューやテストによって洗い出していた不具合の一部を、コーディング時に検出できるようになります。障害への対応を前倒しできるので、レビューの効率が上がり、テスト期間を短縮できます。
 静的解析ツールは、製品によって装備する解析エンジンが異なります。例えば、当社が取り扱う「PGRelief C/C++」は、コーディング規約に則してC/C++ソースコードを解析します。単純なコーディングミスや論理的な誤りのほか、不当なメモリアクセスやメモリリーク、誤ったメモリ開放、性能を悪化させる記述も指摘します。一方、「TCS Embedded Code Analyzer(TCS ECA)」は形式手法(フォーマルメソッド)やランタイムエラー解析など、複数の解析エンジンを備えており、より広範な問題に対処できます。
 ソフトウェア開発における品質向上と開発期間短縮への要求は、ますます厳しさを増しています。例えば自動車開発の現場では、IEC61508やISO26262といった機能安全規格に従うことで、より安全性の高い、高品質なソフトウェアの開発を実現しています。静的解析ツールは、機能安全対応のソフトウェア開発を強力に推進します。

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