コラボレーション

他社ツール(パートナー様製品)
との測定機器連携のご紹介

RAMScopeと他社ツール・測定機器をつなぐ、制御開発フィールドでの連携から効率化へ

【ASAM(※)標準規格に対応】

バリアントな車両開発現場では、共通した基盤をプラットフォーム化し製品個別の固有なパーツや機能を付加するプロダクトライン開発が行われています。 標準基盤と個別部位の開発資産を共有化および再利用化するために、検証データ環境の標準化(ASAM)が図られています。

(※)Association for Standardisation of Automation and Measuring
Systems(ASAM e. V. :自動化システムと測定システムの国際標準化団体)

DTSインサイトでは、ECU開発環境で幅広く利用されているASAM標準規格のデータ利用及びツール連携を図るためにASAM e.Vに加盟しております。お客様のシームレスな開発環境に活用を頂くために、RAMScope製品のASAM準拠および他社ASAM準拠製品ツールとの連携を図っております。

【RAMScopeVP及びGT170はASAM標準規格のA2L・MDF・XCP on Ethernetに対応】

ASAM-XCP標準規格による他社ツールとの連携

【適合ツール、HILSツールとのXCP接続】

XCP(ASAM MCD-1 MC標準)は、測定/キャリブレーションの通信プロトコルの定義です。
RAMScope-EXG(GT170)はXCP on Ethernetに対応しており、ASAM規格に準拠した適合ツールやHILSなどの上位ツールと連携が可能です。
通常はECUにXCPドライバを実装しECUをXCPスレーブとして上位(適合/HILS)ツールに接続しますが、RAMScope-EXG(GT170)がXCPスレーブとなるので、 ECUにXCPドライバを実装せずに上位ツールに接続ができます。RAMScopeVPのプロライセンスは、XCP接続するために機種固有の設定ファイル作成(A2L)をサポートしています。 (RAMScopeVPでの測定・変数チャンネル・XCP情報をA2Lにエクスポートします)

他の測定機器との同期計測およびAPI公開による連携

【他の測定機器との計測連携(データの同期化)】

マイコン内部の変数計測と他の計測機器におけるECU周辺信号と同期計測する場合:
RAMScope-EXG(GT170)の“外部トリガー入力CN”に同期パルスを与え、変数計測(RAM値)をパルスのタイミングで取得することが可能です。(外部信号サンプリング測定モード)

計測機器の計測タイミングでRAMScopeの計測データ(ECU内部情報)は取得・保存されています。RAMScopeVPではCSV形式ファイルまたはMDF形式ファイルでのエクスポートすることができます。同期化された計測機器の収録データとの結合する際にご利用ください

【RAMScopeVP・API公開:ユーザ―固有計測システムの接続】

ECU統合的な試験環境を構築には:
複数の測定機器とRAMScopeを連動したテストを行うために、RAMScope本体の操作コマンドライブラリの開示要求を頂いております。

お客様のECU計測試験システムの開発サポートとして、弊社ではホストPCからRAMScopeを制御するAPIを公開(無償(※))しております。

※原則はAPIを利用したシステム開発のサポートは行っておりませんのでご了承ください。
(詳しくは弊社営業担当にご相談ください)