[RISC-V技術ブログ連載第7回] SiFive最新リリース HiFive Unmatchedボードのご紹介  〜製品版入手!! 開封の儀および評価版との違いについて〜
DTSブログ
更新日:2021/06/21

目次

1.はじめに
2.製品版HiFive Unmatchedボード開封の儀
3.HiFive Unmatchedボード製品版と評価版との違いは?
4.HiFive Unmatchedボードを取り巻く開発状況(アップデート情報)
5.まとめ

1.はじめに

 前回はFPGA上にSiFive RISC-V Coreを実装し、ソフトウェアをコンパイル、実行、デバッグする様子をご紹介しました。 今回は再びHiFive Unmatchedボードに戻ってのご紹介です。
 前々回RISC-V技術ブログ連載第5回「SiFive最新リリース HiFive Unmatchedボードのご紹介 」ではHiFive Unmatchedボードを用いてRISC-V PCを組み立て、その概要やブート、各動作についてご紹介しました。
 今回は既に世界中に出荷が開始されて話題となっている、製品版のHiFive Unmatchedボードについて開封の儀をお届けするとともに、SiFive正規日本代理店ならではの切り口として、これまでみてきた評価版ボードとの違いについて、ご紹介したいと思います。


2.製品版HiFive Unmatchedボード開封の儀

 それでは、今回入手した製品版について順番に見ていきましょう。まずはパッケージの外観から。



 次章でも触れますが、製品版は評価版に比べ箱もコンパクトになっており、表面にもしっかりと製品の写真が印刷されています。また、箱の正面にはパッケージ毎にシリアル番号が割り振られたシールが貼られています。それでは、さっそく開封します。左右の丸いシール部分をそれぞれはがすと、



 このようにボード本体と付属品が並んでいます。ボードを取り出してみるとその下にCAT5e イーサネットケーブルおよびUSBケーブル(TypeA to micro-USB TypeB)が梱包されていました。これらを取り出して一通りの内容物を確認します。


はい。製品のDATASHEETに記載されている通りのものがしっかりと入っていました。それではいよいよボードを開封してみましょう。


いろいろな角度からボードを見てみます。


チュートリアル(Getting-Started-Guide)(※1)に掲載されている以下の接続を行い、プリインストール済みのLinuxが起動することまではすぐに確認できました。


 ※1 https://www.sifive.com/boards/hifive-unmatched より入手可能です。

3.HiFive Unmatchedボード製品版と評価版との違いは?

 これまで弊社の技術ブログでご紹介してきたボードは、アーリーアクセスパートナー向けの評価版HiFive Unmatchedボードでした。そのため、今回入手した製品版とは違う点がいくつかあります。まず、DATASHEETから読み取れるものとして、

  • DDR容量:16GB(製品版)/8GB(評価版)
といった違いがあります。

 次に、見た目の違いを実物の写真で比較してみましょう。


  • パッケージの箱(デザインと大きさ)
  • CPUファン
  • MicroUSB portの実装(評価版は2か所ともマウントされていましたが、製品版は左側のみでです。)
  • ネジ穴の色等の細かい実装部品
  • PCケースマウント用の部品(stand-off)の色(製品版はGoldで評価版はSilver、ちょっと高級感がありますね)

 さらに、対応するSiFive提供のLinuxディストリビューションFreedom-U-SDKのリリース・バージョンの違いについても見ていきましょう。

  • 製品版:2021.03.00以降
  • 評価版:2021.02.00のみ

 このように、製品版と評価版でさまざまな違いがあることが分かります。

4.HiFive Unmatchedボードを取り巻く開発状況(アップデート情報)

 製品版のHiFive Unmatchedボードが世界的にいきわたり始めたことで、各地の先駆者によって様々な情報が公開され、盛り上がりを見せています。情報源としては、やはりお家元であるSiFiveのForum(※2)をはじめに訪れてみてください。

 こちらで交わされている情報から、例えば「Installing Ubuntu 21.04 on the HiFive Unmatched」(※3)
のように、Ubuntu 21.4をNVMe SSDにインストールしてブートを高速化、Ubuntu環境下でのパッケージインストール等々、さらなる可能性が試されています。

 ※2 https://forums.sifive.com/c/hifive-unmatched/16
 ※3 https://discourse.ubuntu.com/t/installing-ubuntu-21-04-on-the-hifive-unmatched/22456

5.まとめ

 いかがでしたでしょうか。今回は製品版の開封の儀から、弊社DTSインサイトならではの製品版と評価版との比較といったエッジの効いた内容でお送りしました。また、お客様からの強いご要望にお応えして、このたびDTSインサイトから日本国内の法人様向けに、HiFive Unmatchedボードの販売をスタートいたしました。ぜひともお声がけお待ちしております。
 次回以降も、世界的に盛り上がりを見せているHiFive Unmatchedボードについて、様々な切り口から試したことを続々とお送りしていきたいと思います。
 なお、本ブログについてのより詳しい内容へのご質問、またご紹介した各種評価ボードを実際に触ってみたいというかたは評価ボード貸し出しの対応も行っておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。

 お問い合わせはこちら support-sifive@dts-insight.co.jp


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