BMS-ECU(バッテリーセル状態の管理)ソフト検証

BMS(Battery Management System)の電池管理制御データ(過充電・過放電・過電流・温度上昇・セルバランスなど)をリアルタイムに多点モニタ・長時間ログの検証評価が可能

BMS-ECU開発では、リチウムイオン二次電池の充放電の繰り返しによるセル電圧容量ばらつきの是正機能、過充電・過放電保護機能などの検証にRAMScopeが利用されています。
RAMモニタ計測では、2048点の内部変数を20msの周期(1点当たり約10us)で計測すればCAN計測(1ms周期)より約100倍速い変数計測が可能です。電池の残量管理としては、SOC(State Of Charge:残容量)を正確に推定し管理する必要があります。SOCの推定精度を向上することは、電費向上や航続距離を伸ばすことに繋がります。RAMScopeがBMS-ECUの内部変数値の変化を長時間ロギング・収録解析することでSOC推定の確かさ検証に貢献致します。