NETIMPRESS air サポート
ロギング設定で Receive ACK の意味が分かりません。
【メニュー】
Logger(L) - Logging Configuration(L)
【項目】
CAN1 Logging Settings / CAN2 Logging Settings
【内容】
Recieve ACKは、CANプロトコルの「Acknowledge」(ACK)を意味します。
CANの仕様では、CANコントローラーがメッセージを正しく受信した場合に
CANフレームの「ACKスロット」にドミナントレベルを上書きします。
ON・・・ターゲットが送信したメッセージの「ACKスロット」へ上書きが行われます。
OFF・・・ 受信のみ(モニタリング)の環境となり、「ACKスロット」への上書きは
行われないため、バスに影響を与えません。
【詳細説明】
ACKスロットがドミナントレベルとなっていた場合でも、送信側はCANバス上の
どのノードがデータを受信したかの判別が出来ません。
CANバス上のノード1、ノード2間の通信をロガー(NETIMPRESS air)でモニタリング
する際に、Recieve ACK をON にすると、実際にはノード2(受信側)がCANフレームを
受信していない場合にもロガーがACKスロットを上書きするため、ノード1(送信側)は
送信データが受信されたと判断し、CANフレームが再送されなくなります。
この様に、Recieve ACKをON にすると、ロガーがCANバスの状態に影響を与え、
実際にCANバス上で起こっている現象が正しくロギング出来ない場合が生じます。
Logger(L) - Logging Configuration(L)
【項目】
CAN1 Logging Settings / CAN2 Logging Settings
【内容】
Recieve ACKは、CANプロトコルの「Acknowledge」(ACK)を意味します。
CANの仕様では、CANコントローラーがメッセージを正しく受信した場合に
CANフレームの「ACKスロット」にドミナントレベルを上書きします。
ON・・・ターゲットが送信したメッセージの「ACKスロット」へ上書きが行われます。
OFF・・・ 受信のみ(モニタリング)の環境となり、「ACKスロット」への上書きは
行われないため、バスに影響を与えません。
【詳細説明】
ACKスロットがドミナントレベルとなっていた場合でも、送信側はCANバス上の
どのノードがデータを受信したかの判別が出来ません。
CANバス上のノード1、ノード2間の通信をロガー(NETIMPRESS air)でモニタリング
する際に、Recieve ACK をON にすると、実際にはノード2(受信側)がCANフレームを
受信していない場合にもロガーがACKスロットを上書きするため、ノード1(送信側)は
送信データが受信されたと判断し、CANフレームが再送されなくなります。
この様に、Recieve ACKをON にすると、ロガーがCANバスの状態に影響を与え、
実際にCANバス上で起こっている現象が正しくロギング出来ない場合が生じます。
更新日:2015/12/14
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