adviceXross サポート

Linux搭載のターゲットにてICE接続時、スティッキーエラーが発生する

【適用範囲】
adviceLUNA, adviceLUNA��, adviceXross
microVIEW-PLUS, microVIEW-Xross

【質問】
Linuxを搭載したターゲットにてICE接続時、
「ICE Error No.f58: スティッキーエラーが発生しました。ターゲットをリセットしてください」
が発生し、接続できない。

【回答】
・カーネルのウォッチドッグタイマが有効になっている可能性があります。
　→カーネルコンフィギュレーションより、[Device Drivers] -> [Watchdog Timer Support]を無効にした状態で、再度ご確認ください。

・コアがスリープ、サスペンド、アイドルに入るような設定になっている可能性があります。
　→カーネルコンフィギュレーションより[CPU Power Management] -> [CPU Idle] -> [CPU idle PM support]を無効にした状態で、再度ご確認ください。

・Linuxの省電力モードが有効になっている可能性があります。
　→カーネルコンフィギュレーションより[Configure the kernel] -> [Power management options] -> [Suspend to RAM and standby]を無効にした状態で、再度ご確認ください。

・「JTAG/SWDクロック」で設定の周波数が高い可能性があります。
　→メニューバー[MPU] - [MPU固有設定] - [ユーザーシステム]の「JTAG/SWDクロック」を1MHzに設定し、再度ご確認ください。
　解消した場合は、少しずつ高速に設定し最速の値を設定ください。(最大10MHz〜20MHz程度)

・adviceXrossのJTAGモデルをお使いの場合は、
　メニューバー[MPU] - [ETM Control] - [ETM Type]が[JTAG+ETM]になっている場合、
　[JTAG]に設定し、再度ご確認ください。

更新日：2022/04/21

 

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