adviceLUNA / TRQer サポート
【エラー】命令実行完了待ちタイムアウト(DTR)
【エラーメッセージ】
「ICE Error No.F29: 命令実行完了待ちタイムアウト(DTR)」
【解決策】
【原因】
本エラーは、JTAG経由でOCD資源へ正常にアクセスできない場合に発生します。OCD資源に正常にアクセスできない要因として、ユーザーシステムとMPUタイプが合致していない、デイジーチェイン設定が合致していない、JTAG通信周波数が大きすぎる、などことが考えられます。
adviceLUNA、adviceLUNA IIのJTAG/SWDクロック周波数は、初期状態では「AutoConfig.」(ICEによる自動検出)が設定されていますが、ユーザーシステムによっては大きすぎる値が設定されることがありますので、ご注意ください。
「ICE Error No.F29: 命令実行完了待ちタイムアウト(DTR)」
【解決策】
- microVIEW-PLUSの[MPU]メニュー -
を開き、[ユーザーシステム]タブのMPUタイプの設定がユーザーシステムと合致していることを確認してください。 - microVIEW-PLUSの[MPU]メニュー -
を開き、[デイジーチェイン]タブにある、前段、中段、後段のバイパス設定がユーザーシステムと合致していることを確認してください。
CoreSightシステムのデイジーチェイン設定は、画面の「CoreSight」タブにあります。 - microVIEW-PLUSの[MPU]メニュー -
を開き、[ユーザーシステム]タブにある、JTAG/SWDクロック周波数を低く設定(10MHz, 1MHzなど)し、動作を確認してください。
【原因】
本エラーは、JTAG経由でOCD資源へ正常にアクセスできない場合に発生します。OCD資源に正常にアクセスできない要因として、ユーザーシステムとMPUタイプが合致していない、デイジーチェイン設定が合致していない、JTAG通信周波数が大きすぎる、などことが考えられます。
adviceLUNA、adviceLUNA IIのJTAG/SWDクロック周波数は、初期状態では「AutoConfig.」(ICEによる自動検出)が設定されていますが、ユーザーシステムによっては大きすぎる値が設定されることがありますので、ご注意ください。
備考 |
更新日:2017/08/15
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