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【エラー】システムスピード完了待ちタイムアウト
【エラーメッセージ】
「ICE Error No.F08: システムスピード完了待ちタイムアウト」
【解決策】
【原因】
本エラーは、接続対象コアから周辺メモリにアクセスを行なったときに、一定時間内にメモリアクセスが完了しなかった場合に発生します。
アクセス対象のメモリ領域のバスコントローラ設定が完了していない場合や、ウォッチドッグタイマによってバスコントローラ設定がリセットされてしまっている可能性があります。
また、ユーザーシステムとICE間のJTAG通信が正常にできない状態である可能性も考えられます。
「ICE Error No.F08: システムスピード完了待ちタイムアウト」
【解決策】
- アクセス対象となるメモリ領域について、正常にメモリアクセスを行うためにバスコントローラ設定が必要な場合には、バスコントローラ設定後にメモリアクセスを行ってください。
- デバッグ中(ブレーク中)に、ウォッチドッグタイマによるリセットが発生している場合、正常にデバッグを継続することができません。ウォッチドッグタイマによるリセットが発生しないようにしてください。
microVIEW-PLUSの[MPU]メニュー -を開き、「同期メモリ操作」タブより、ブレークや実行(go)に同期して、コマンドを発行することができます。ブレーク中に自動的にウォッチドッグタイマが停止しないユーザーシステムの場合には、この設定を利用して、ブレーク時のウォッチドッグタイマの停止、実行時のウォッチドッグタイマの再開を実現することができます。 - microVIEW-PLUSの[MPU]メニュー -
を開き、「ユーザーシステム」タブにある、JTAG/SWDクロック周波数の設定値を低い値(10MHz, 1MHzなど)にして動作を確認してください。
【原因】
本エラーは、接続対象コアから周辺メモリにアクセスを行なったときに、一定時間内にメモリアクセスが完了しなかった場合に発生します。
アクセス対象のメモリ領域のバスコントローラ設定が完了していない場合や、ウォッチドッグタイマによってバスコントローラ設定がリセットされてしまっている可能性があります。
また、ユーザーシステムとICE間のJTAG通信が正常にできない状態である可能性も考えられます。
備考 |
更新日:2017/08/15
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