adviceLUNA / TRQer サポート

【エラー】使用可能なDPが見つかりませんでした

【エラーメッセージ】
使用可能なDPが見つかりませんでした

【内容】
このエラーは、Cortexコアでのみ発生するエラーです。
RESETコマンド時に、DPとの通信が正常に行えない場合に発生するエラーです。

【原因】
DPのIDCODEが、JTAG/SWDクロックで指定の周波数で正常に読込めない場合に発生するエラーです。

【対策】
・ターゲット側で動作モードを切り替えるスイッチ/ジャンパポストなどがある場合、JTAG通信可能な状態に設定してください。
・お使いのターゲット用スタートアップガイドが有るかもしれません。念のため、左側メニューの「スタートアップガイド / ドキュメント / その他のツール」のページを探してみてください。
・MPU固有設定のユーザーシステムタブで、「JTAG/SWDクロック」が高い可能性があります。1MHzに設定後、再度確認ししてください。解消した場合は、少しずつ高速に設定し最速の値を設定し最速の値を設定ください。
・nSRST 信号が不安定な可能性があります。nSRST 信号波形をご確認ください。
・DPのIDCODEが正しくない可能性があります。MPUメーカーにお問合せください。
 (オリジナルターゲットで、お客様が意図的にそう設定している場合です。評価ボードでは当てはまりません)
・ICEインターフェイス信号が正しく接続されていない可能性があります。ICEインターフェイス信号の接続をご確認ください。
 (弊社独自の仕様である6番pinがターゲットのGNDに接続していることもご確認ください)
・突然発生するようになった場合、ICEが故障している可能性があります。
 (お手数ですがターゲットを変えてみる、ICEを変えてみる、などの切り分けをお願いします)

【注意】
本エラーが発生したとき、ICE 及びユーザーシステムの再初期化が必要な場合があります。
adviceLUNAでは固有部マニュアル(HLX600_jpn.pdf) の「25.1 ICE・ユーザーシステムの再初期化」をご覧になり、復旧を行ってください。
adviceLUNA IIでは固有部マニュアル(H2X600_jpn.pdf)の「26.1 ICE・ユーザーシステムの再初期化」をご覧になり、復旧を行ってください。
備考 ICE Error No.f45
更新日:2017/11/02

 

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