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【エラー】CoreSight コンポーネントが見つかりませんでした

【適用範囲】
ARM Cortex

【エラーメッセージ】
ICE Error No.f4a: CoreSight コンポーネントが見つかりませんでした

【原因】
[MPU]-[MPU 固有設定]-[CoreSight]、[CoreSight2]タブのCoreSight コンポーネントの内、APB/AHB オフセット値が[自動検出する(0xffffffff)]になっているコンポーネントをCoreSight ROM テーブルから取得することができなかった場合に発生します。
本エラーはCortex コアでのみ発生します。

【解決策】
・ MPU 固有設定の「APSel(0-255)」に固定値を指定している場合、値が誤っている可能性があります。
→以下を参照して正しい設定を行ってください。
adviceLUNAでは固有部マニュアル「25.2 CoreSight 設定ガイド」をご覧ください。
adviceLUNA IIでは固有部マニュアル「26.2 CoreSight 設定ガイド」をご覧ください。
・ チップメーカーのインプリメント(ROM テーブルエントリまたは デバッグコアのプリアンブル/DEVTYPE)が正しくない可能性があります。
→チップメーカーにお問い合わせください。
・ APB/AHB オフセット値が[自動検出する(0xffffffff)]になっているコンポーネント自体が実装されていない、もしくはROM テーブルが存在しない場合があります。
→[MPU]-[MPU 固有設定]-[CoreSight]、[CoreSight2]タブにてデバッグ不要のコンポーネントのAPB/AHB オフセット値を[使用しない(0xfffffffe)]に設定してください。
・ MPU 固有設定の「JTAG/SWD クロック」の周波数が高過ぎる可能性があります。
→[MPU]-[MPU 固有設定]-[ユーザーシステム」の「JTAG/SWD クロック」を1MHz 程度に下げてください。

【注意】
本エラーが発生した場合、以降のICE 操作は正常に実行できません。
以下を参照して再初期化を行ってください。
adviceLUNAでは固有部マニュアルの「25.1 ICE・ユーザーシステムの再初期化」をご覧ください。
adviceLUNA IIでは固有部マニュアルの「26.1 ICE・ユーザーシステムの再初期化」をご覧ください。
更新日:2017/08/17

 

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