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物理アドレスアクセス
メモリ操作において、以下のような現象が出る場合、
物理アドレスを指定することで、メモリを正しく参照することができます。
【現象】
・「*ICE Error No.fa5: メモリリードができませんでした」エラーが表示される。
・メモリ編集、ダンプでメモリアクセスできない。
・ユーザ登録レジスタで当該アドレスを参照したが、値が取得できない。
・書き込んだ値と読み出した値が異なる。
【説明】
microVIEW-PLUSでは、基本的にアドレスは全て論理アドレスとして扱われており、
MMUの論理/物理アドレス変換情報に登録していない領域へアクセスするようなケースでは、
明示的に物理アドレスを指定("p:")することで、メモリを正しく参照することができます。
【手順】
その1:デバッガのメモリ編集ウィンドウで指定する
メニュー[ メモリ ] →[ メモリ編集 ] →アドレス欄の表示する開始アドレスへ
"p:" を付記して「 p:0xE0000000」と指定します。
※このとき メモリ編集、ダンプウィンドウのアドレスに"p:"は表示されません。
その2:コマンドで指定する
※物理アドレス0xE0000000からlongサイズで4byteダンプする場合
Linux、メモリダンプ、メモリアクセス、MMU
【関連項目】
・【エラー】メモリリードができませんでした
・L2キャッシュ搭載コアで、MPU固有設定の「L2C設定」を「none」に設定した場合の弊害について
・AHB-AP 経由メモリアクセス
・AXI-AP 経由メモリアクセス
【参考】
microVIEW-PLUS ユーザーズマニュアル(固有編) -- 12.1 物理アドレスアクセス
C:YDCmicroVIEW-PLUSmanualsH2X600_jpn.pdf
物理アドレスを指定することで、メモリを正しく参照することができます。
【現象】
・「*ICE Error No.fa5: メモリリードができませんでした」エラーが表示される。
・メモリ編集、ダンプでメモリアクセスできない。
・ユーザ登録レジスタで当該アドレスを参照したが、値が取得できない。
・書き込んだ値と読み出した値が異なる。
【説明】
microVIEW-PLUSでは、基本的にアドレスは全て論理アドレスとして扱われており、
MMUの論理/物理アドレス変換情報に登録していない領域へアクセスするようなケースでは、
明示的に物理アドレスを指定("p:")することで、メモリを正しく参照することができます。
【手順】
その1:デバッガのメモリ編集ウィンドウで指定する
メニュー[ メモリ ] →[ メモリ編集 ] →アドレス欄の表示する開始アドレスへ
"p:" を付記して「 p:0xE0000000」と指定します。
※このとき メモリ編集、ダンプウィンドウのアドレスに"p:"は表示されません。
その2:コマンドで指定する
※物理アドレス0xE0000000からlongサイズで4byteダンプする場合
mdump #p:0xE0000000,,0x4 l【キーワード】
Linux、メモリダンプ、メモリアクセス、MMU
【関連項目】
・【エラー】メモリリードができませんでした
・L2キャッシュ搭載コアで、MPU固有設定の「L2C設定」を「none」に設定した場合の弊害について
・AHB-AP 経由メモリアクセス
・AXI-AP 経由メモリアクセス
【参考】
microVIEW-PLUS ユーザーズマニュアル(固有編) -- 12.1 物理アドレスアクセス
C:YDCmicroVIEW-PLUSmanualsH2X600_jpn.pdf
更新日:2020/06/26
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