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電源の投入順序について制約はありますか?

【適用範囲】
adviceLUNAIIシリーズ, adviceLUNAシリーズ

【質問】
電源の投入順序について制約はありますか?

【回答】
ICEおよびユーザーシステムの電源投入には順序があります。下記の順番で行なってください。
  • 電源の投入順序

      (1)ICEとユーザーシステムの電源が遮断された状態で、ICEとユーザーシステムを接続します。
      (2)ICEの電源を投入します。
      (3)ICE上の「ICE POWER」ランプが緑点灯となることを確認してください。
      (4)ユーザーシステムの電源を投入します。
      (5)microVIEW-PLUSを起動(プロジェクト復帰)します。

  • 電源の遮断順序

      (1)microVIEW-PLUSを終了(プロジェクト保存)します。
      (2)ユーザーシステムの電源を切断します。
      (3)ICEの電源を切断します。
      (4)ユーザーシステムからICEを取り外します。

  • ユーザーシステムの電源が投入された状態でICEを接続する場合(活線接続)

      (1)ICEの電源を投入します。
      (2)ICE上の「ICE POWER」ランプが緑点灯となることを確認してください。
      (3)ICE上の「TPOWER」ランプは消灯状態であることを確認してください。
      (4)動作中のユーザーシステムに接続します。
      (5)microVIEW-PLUSを起動(プロジェクト復帰)します。
      (6)「接続」ボタンを選択、または「attach exec break」コマンドを実行により、JTAG接続を有効にします。

  • ユーザーシステムの電源が投入された状態でICEを取り外す場合(活線切断)

      (1)microVIEW-PLUSから「detach exec」または「detach exec go」コマンドを実行し、JTAG接続を無効にします。
      (2)ICE上の「TPOWER」ランプは消灯状態であることを確認してください。
      (3)ユーザーシステムからICEを取り外します。

【関連項目】
活線接続と切断の方法につきましては、下記の資料に詳しく説明されています。
活線挿抜機能について

備考活線で接続、切断する場合、ICEのTPOWER LEDが消灯状態であることをご確認ください。緑点灯あるいは赤点灯状態での操作は故障の原因になります。

活線での接続、切断は20pinフラットケーブルのみ対応しています。
38pin OCDトレースプローブは活線での接続、切断に対応していません。
更新日:2017/04/05

 

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