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プロジェクト新規作成時に選択する、「マルチコアデバッグ」は何を選択すれば良いですか?

【適用範囲】
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SLX600, SLX603, SLX604, SLX605, SLX620, SLX621, SLX622, SLX623, SLX624,
SLX670, SLX674, SLX680, SLX683, SLX684, SLX685, SLX686, SLX687
S2X600, S2X603,

【質問】
プロジェクト新規作成時に選択する、「マルチコアデバッグ」は何を選択すれば良いですか?

【回答】
ユーザーシステムとデバッグシーンに沿って選択を行なってください。

(1)なし(シングルコア)
デバッグ対象のSoCがシングルコアの場合は、「なし(シングルコア)」を選択してください。

(2)AMP構成(複数のmicroVIEW-PLUSを連携) デバッグ対象のSoCがマルチコアの場合で、それぞれのプロセッサが別々のプログラムを実行するようなシステムでは、「AMP構成(複数のmicroVIEW-PLUSを連携)」を選択してください。
 ・コアごとにプロジェクトの作成を行い、それぞれ独立したデバッガ操作で、個々のプログラムをデバッグすることができます。
 ・協調設定により、デバッガごとの協調対象を選択することで、実行制御を協調させたデバッグを行うことも可能です。

(3)SMP構成(複数のコアを1画面でデバッグ)
デバッグ対象のSoCがマルチコアの場合で、それぞれのプロセッサが同一のプログラムを実行するシステムでは、「SMP構成(複数のコアを1画面でデバッグ)」を選択してください。
 ・複数のコアを1画面のmicroVIEW-PLUSでデバッグを行うことができます。
 ・実行制御は常に協調し、ブレークポイントも共有されます。
 ・コアを意識せずにアプリケーションデバッグが可能です。

(4).AMP+SMP構成
一部のSoCのみ対応しています。通常は選択を行わないでください。

【関連項目】
スタートアップガイド(共通編/Cortex-A9)

備考
更新日:2017/04/18

 

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