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よくあるご質問

質問:書き込み後のベリファイの動作について(SUM VERIFY / FULL VERIFY)を詳しく知りたい。

①FULL VERIFY

書き込み後にフラッシュメモリから全データを読み出して、 バイト単位でライターのバッファメモリの内容と比較照合 します。(一般的なリードベリファイの処理です。)

※対象マイコンの仕様により、ライターから送信したデータをターゲットマイコン上でチェックする場合と、ターゲットマイコンから受信したデータをライター側でチェックする場合があります。

②SUM VERIFY

フラッシュメモリの読み出しデータのサム値をターゲット マイコン上で計算し、ライター側で計算したバッファメモリ のサム値と比較照合します。 FULL VERIFYの動作と比較すると、データ転送が不要になるので、書き込み時間が高速になります。

※SUM VERIFYは、サム値のみを比較する簡易的なチェックとなり 信頼性が劣りますので、製造用途でご使用の場合は、FULL VERIFY の方をお勧め致します。

※READコマンドを実行した場合のベリファイ処理は、Verify Mode (FUNC 99)の設定によらず FULL VERIFY の動作となります。

(参考)書き込み時間の例
測定条件: MPC5534(FLASH 1MB)
動作クロック 40MHz 通信ボーレート JTAG 5Mbps時
E.P.R(FULL VERIFY) 32秒 E.P.R(SUM VERIFY) 20秒

 

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