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よくあるご質問

質問:KEYファイルの作成方法を知りたい

KEYファイルは、対象となるオブジェクトファイルから、暗号領域部分のみを抜き出したファイルです。(モトローラS形式)

KEYファイルの作成には、KEYファイルジェネレータ AZ481 が必要です。ソフトウェアはこちらからダウンロードできます。ソフトウェアのインストール方法についてはこちらを参照して下さい。

KEYファイル作成には、新規ですべてのデータを作成する方法と、既存のテンプレートファイルを呼び出して暗号データ部分のみ変更する方法があります。

既存のテンプレートファイルを使用する方法

①KEYファイルジェネレータを起動し、対象マイコン用のテンプレートファイルを開きます。

メニューバーから[File]-[File Open]を実行し、既存のテンプレートファイルを指定して開きます。





※テンプレートファイルは、一部のマイコンパックで提供されています。


②オブジェクトのデータを入力する

対象マイコンの、暗号格納アドレスおよび、データサイズが既に設定された状態となっていますので、Data部分をオブジェクトファイルの該当アドレスのデータ内容に変更します。




③KEYファイルをセーブする

・メニューバーから[File]-[File Save]を選択します。
・KEYファイルを保存するパスを指定する。
・KEYファイルのファイル名を設定する。

※KEYファイルのファイル名は、オブジェクトファイルのファイル名と拡張子を除く部分が同じ名前とします。

例:オブジェクトファイルが test1.S の場合、KEYファイルは test1.KEY とする。



新規で作成する方法
①KEYファイルジェネレータを起動します。



②アドレス・サイズも含め、オブジェクトの暗号データを入力します。

対象マイコンにより、暗号格納アドレス・データサイズが異なります。詳細はマイコンパックの
マニュアルをご参照ください。

Panasonic MN102HF55Gの場合の入力例

暗号方式 固定アドレス・固定バイト数
暗号格納アドレス:81800~81807



Panasonic MN101CF61Gの場合の入力例

暗号方式 任意アドレス・任意バイト数(7-255Byte)
暗号格納アドレス:6001-7FFF



※KEYファイルは、オブジェクトの暗号領域のデータと一致していれば
任意のアドレス・バイト数で設定できます。

※KEYファイルで送信する(暗号開始アドレス) - 1 のアドレスには、
暗号バイト数が格納されている必要があります。
上記の例では、オブジェクトの608A番地に、暗号バイト数として
"08"のデータが格納されていなければなりません。


③KEYファイルをセーブする

KEYファイルのセーブの仕方は、テンプレートを使用してKEYファイルを作成する場合と同じです。

・メニューバーから[File]-[File Save]を選択します。
・KEYファイルを保存するパスを指定する。
・KEYファイルのファイル名を設定する。

※KEYファイルのファイル名は、オブジェクトファイルのファイル名と拡張子を除く部分が同じ名前とします。

例:オブジェクトファイルが test1.S の場合、KEYファイルは test1.key とする。

 

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