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よくあるご質問

質問:ROM Block Configuration の設定方法を知りたい

ROM Block Configurationの設定は、同一のブロックサイズが続く領域を1つのグループとして登録を行います。
ここでのブロックとは、フラッシュメモリの最少の消去単位を表します。

<ROM Block Configuration 登録のルール>
①フラッシュメモリの先頭アドレス(バッファメモリ上のアドレス)の情報をGroup 1に登録する
②ブロックサイズの変わり目となるアドレス(バッファメモリ上のアドレス)の情報をGroup 2以降に登録する
③メモリ種別(コードフラッシュ、データフラッシュ、EEPROM等)や、実アドレスの領域が変わる部分の
アドレス(バッファメモリ上のアドレス)を登録する

※ご使用のマイコンパックによっては、複数のメモリ領域がバッファメモリ上で連続したアドレスとして扱っているものがあります。その場合は、仮想のバッファメモリ上のアドレスで登録する必要があります。バッファメモリ上のアドレスマップについては、各マイコンパックのマニュアルをご参照下さい。

<ROM Block Configuration設定例>
フラッシュメモリ1が8KB×8ブロック+32KB×62ブロック
フラッシュメモリ2が32KB × 1ブロック
フラッシュメモリ3が、4KB × 8ブロック
で構成されている場合



<特殊な意味を持つブロックサイズ>

①ブロックサイズ 1 は、ライターでデバイスファンクション実行の対象外(処理がスキップされる)領域の認識となります。

※一部の定義体では、上記ブロックサイズ 1 の設定が有効にならないものがあります。詳細は各定義体の
マニュアルをご参照下さい。

②一部の定義体では、ブロックサイズ100は、ロックビットやプロテクト設定を行う対象領域の認識となります。

対象定義体:FL812,FL813,FL816,FL817,FL818,FL827,FL837,FR816,FR817,FR821,FR826
     (ルネサスM32R、M16C、M32C、R32C、RXシリーズ)
      FJ809,FJ810,FJ811,FJ812,FJ820,FJ821,FJ835,FJ838
     (パナソニック AM1、AM2、AM3シリーズ)

<一部の領域の書き込みをスキップさせる場合の設定例>

フラッシュメモリ1の領域のうち、#00100000~#0017FFFF までを書き込み対象から外す場合

 

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