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トラブルシューティング

エラーメッセージ ライタ本体LCDに「1163 ATTOM ERR」が表示される。
ライタから見てPC側の無応答エラー。
説明 PCからライタに実行コマンドが送信された後、
PCとライタが接続中であるにも関わらず、
【ライタからPCへの処理完了通知にPC側が応答しなかったときに】
ライタLCDに表示されます。
確認項目 ■チェックポイント
 ・PC側が応答を返せない状態になっていないかを確認してください。
  上位アプリフリーズ、CPU100%負荷などによる無応答。
 ・PC側の上位アプリを自作している場合は、処理コマンドを実行する
  とき、前回コマンドの実行結果を取得してから行ってください。
 ・Remoteによるライセンス登録時にエラーが発生する場合は、
  指定するライセンスファイルの場所を変えて試してください。


●発生例①(PC側が自作アプリのとき)

 コマンド関数を重ねて実行した場合に発生します。

 (再現例)
  処理A(START_select_module、START_buffer_clearなど)のコマンド関数を発行した。
  処理Aの実行中であるのに(実行完了の監視、END_status関数=Trueにならないうちに)、
  続けて処理B(START_eprなど)を実行した。

  または処理A後のループ処理でEND_status関数=Trueにならないうちに独自のtimeout
  判断でループを抜けて、次のコマンド処理Bを実行した。

  ライタが処理Aの完了通知をPCへ送信しますが
  PCは処理Bを実行中だと思っているため、処理Aの完了通知に無応答。
  ライタLCD上に「ATTOM ERR」が表示される。
  また、END_statusで取得したエラーメッセージが「ATTOM ERR」となる。

 (対処案)
 ・コマンド処理関数(START_xxx/xxx関数)と完了の監視(END_status/status関数)
  の組み合わせが正しく行われているかを確認してください。
  ※原因のほとんどはこの仕組みが崩れたコーディングをしているときです。
 ・ループ処理のtimeoutはコーディングレベルで判断せずに
  ライタ側のtimeoutを待つようにしてください。
  ライタ側のtimeoutは、Remoteの[Configuration][Time Out]で設定します。


●発生例②(PC側が自作アプリのとき)

 処理Aを実行して完了しないうちに、インスタンス終了や開始、セッション終了
 や開始を行っている。
 関数引数のライタ番号の不一致。別の番号を使用している。



●発生例③(PC側が自作アプリのとき)

 (原因)
  PC側のCPU使用率が100%と高負荷なっている場合に発生することがあります。
  ライタが処理Aの完了通知をPCへ送信しますが、PCがそれに対する応答を返せない状態。

 (対処案)
  ループ処理でCPU高負荷となっているときは、プログラム内にsleepを追加するなど
  負荷を下げるようにしてください。



●発生例④(PC側がRemoteソフトのとき)

 (原因/推測)
 ライセンスファイルの追加で、CD-ROM内のファイルを参照している。
 CD-ROMからのファイル読み込みが不安定のため処理が完了しない状況。

 (対処案)
  ライセンスファイルをいったんPCのローカルにコピーし、そのローカルファイルを
  参照しライセンス追加してください。

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