最新のEVパワートレイン環境のためのECU開発検証ツール
ノイズ除去能力を高めた絶縁:光ファイバー計測プロービングを参考出展
DTSブログ
更新日:2023/02/27

より遠くまで走れるEV車両を目指して
OEM・サプライヤーは航続距離を延長のための
高電力・高効率な電動パワートレイン開発にしのぎを削っています


EVパワートレインの電力効率化を図るためには、バッテリの容量を最大化し、高速
スイッチングと低損失を実現したSiC(シリコン・カーバイド)デバイスを採用した
高電圧高出力インバータの開発が加速しています。

EVパワートレインの電力性能向上の要素としては、インバータのスイッチング損失の
課題があり、高速スイッチングが可能としたSiCデバイスは低損失な注目の半導体です。
更にスイッチング損失低減によるスイッチング速度の高速化はサージ電圧・リンギング
などの増加する問題とトレードオフの関係を示しています。

スイッチングを高速化することで損失の低下が見込めますが、高速・高電圧スイッチ
による電気的なノイズが周辺環境に誘導する可能性があります。

インバータ制御MCUに実装されるゲートドライブ制御には、電力性能効率と電気的な
ノイズの低減する動作の役割を担っています。高速スイッチング損失とノイズを最小化し、
EVパワートレインの電力効率化させるための高度な制御ソフトウェアの最適化が重要です。

当社の車載制御ソフトウェア計測システム『RAMScope-EXG』では、高ノイズ環境下でも
高度なソフトウェア制御が必要な電動パワートレイン開発検証向けに、高速で正確に計測が
可能な「光ファイバー計測プローブ」を開発しています。

光ファイバー計測プローブは、第15回 国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN):
東京ビックサイト 会期:2023年1月25日(水)〜27日(金) ​ に開発製品を参考出展しました。



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