adviceLUNA / TRQer サポート

【質問】リセット時にリセットベクタアドレスでブレークしない

【回答】
次の点が原因として考えられます。
1.MPU固有設定「RESET」タブで、リセットベクタアドレスの設定値が、MPUのリセットベクタと合致していない。
2.ICEのnSRST信号が、MPUのリセット信号に接続されていない。
3.ターゲットのJTAGコネクタに、nSRST端子がアサインされていない。
4.ターゲットまたは、MPUの仕様により、システムリセット中のJTAGの通信が行えない。
(nSRSTとnTRSTがOR接続されているなど)

以上の条件に合致しない場合に、リセットベクタブレーク機能がご使用いただけます。

リセットコマンド時に、リセットベクタブレークを行う場合は、MPU固有設定「RESET」タブでリセットベクタブレークの設定を「設定する」にしてください。
備考【補足説明】
「設定しない」の場合、ICEはリセットベクタへブレーク設定を行わず、「解除後待ち時間」での設定時間後に強制ブレークを行います。
リセット解除後に意図的にターゲットプログラムを実行させたい場合は、リセットベクタブレークを「設定しない」に設定した上で、「解除後待ち時間」に任意の待ち時間を設定してください。
リセットベクタブレーク「設定しない」/解除後待ち時間「100ms」の場合、ICEはリセットベクタで停止せず、約100msターゲットプログラムを実行した後に停止します。

【関連情報】
リセットベクタブレークに関して、以下もご参照ください。

【機能・仕様】 リセットベクタブレークについて(adviceLUNA)


【機能・仕様】 リセットベクタブレークについて(adviceLUNAII)
更新日:2017/04/12

 

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