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ZYNQ-7000でJTAGインターフェイスに、MIO PJTAG や EMIO PJTAG を使用する場合の注意点

【適用範囲】
adviceLUNAII, adviceLUNA
H2X600, S2X600, SLX600, SLX621
Zynq, zynq, MIO, EMIO, ZC702, TED, TB-7Z-020-EMC, Zed

【説明】
JTAGのインターフェイスとして、MIO PJTAG や EMIO PJTAG を使用する場合は、事前に以下の条件が全て満たされるように
設定をおこなってください。
設定条件が満たされない場合は、*ICE Error No.f45: 使用可能なDPが見つかりませんでした となり、ICEを接続することができません。

■MIO PJTAGを使用する場合
 ・FSBLなどのユーザープログラムでMIO_PINレジスタを設定し、MIOにJTAG信号がアサインされるようにデザインしてください。
 ・JTAGモード(MIO[2])を、Independent JTAG chain mode に設定してください。
 ・microVIEW-PLUSのMPU固有設定のディジーチェイン設定を、Independent JTAG chain mode用に設定してください。
  (MPU固有設定の詳細は、「スタートアップガイド(ZYNQ-7000編)」に記載の「4-4. MPU固有設定」をご参照ください)

■EMIO PJTAGを使用する場合
 ・EMIOにJTAG信号がアサインされるようデザインしたビットストリームを生成し、プログラミングしてください。
 ・JTAGモード(MIO[2])を、Independent JTAG chain mode に設定してください。
 ・microVIEW-PLUSのMPU固有設定のディジーチェイン設定を、Independent JTAG chain mode用に設定してください。
  (MPU固有設定の詳細は、「スタートアップガイド(ZYNQ-7000編)」に記載の「4-4. MPU固有設定」をご参照ください)

【制限事項】
1). ユーザープログラム または ビットストリームにより、JTAG信号がアサインされるまでの間のデバッグは行えません。
2). microVIEW-PLUSからリセットをおこなう場合は、MPU固有設定の「nSRST解除後待ち時間」設定を、システムリセットの
  解除からJTAG信号がアサインされるまでの大よその時間を、解除後待ち時間に設定してください。

【関連項目】
【機能・仕様】RESETコマンド解除待ち時間について(adviceLUNA)
【機能・仕様】RESETコマンド解除待ち時間について(adviceLUNAII)

備考
更新日:2017/04/19

 

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