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microVIEW-PLUSデバッガ機能のご紹介

パス設定

機能

コンパイル環境とデバッグ環境が異なる場合などは、デバッグ情報のダウンロードのみではソースファイルを表示することができません。
ソースファイルを表示するためには、ソースフォルダパスの設定を行います。

メニュー・画面

ソースパスを設定するには、次の3種類の方法があります。 デバッグ環境にあった方法をご使用ください。
パス変換情報の自動登録
選択したフォルダを基準に、デバッグ情報に含まれるソースフォルダ名称を検索し、自動でパスの設定をおこないます。
パス変換情報の編集
デバッグ情報に含まれるソースパス情報と、実際にソースファイルが配置されているパスを手動で置き換えます。
パス設定
デバッグ情報は使用せず、ソースが存在するフォルダを指定します。

設定例・手順

パス変換情報の自動登録
1). デバッグ情報ファイルをダウンロード後、シンボル一覧画面のデバッグ情報ファイル名を右クリックし、「パス変換情報の自動登録」を
  選択します。
2). 「パス変換情報の自動登録」画面で、自動解決を行う基準パスを指定します。
パス変換情報の編集
1). デバッグ情報ファイルをダウンロード後、シンボル一覧画面のデバッグ情報ファイル名を右クリックし、「パス変換情報の編集」を
  選択します。
2). 「パス変換情報の編集」画面から表示されるデバッグ情報に含まれるソースパス一覧から、変換対象となるソースパスと実際にソースが
  置かれているフォルダを設定します。
パス設定
1). 実際にソースファイルが存在するフォルダを設定します。
  ※コンパイル環境とデバッグ環境が同一の場合は、「デバッグ情報ファイルのパス情報を使用する」を選択することで、パス設定は
   不要となります。

コマンド

transpath auto
transpath , transpath clear
path , path clear , path debuginfo

備考・関連事項

      
  • 検索対象フォルダに同名のファイルが存在した場合、最初にヒットしたソースを割り付けます。その場合は、サブディレクトリごとにパス設定を行ってくだ さい。
  • パス変換情報の自動登録時、検索には数秒?数分かかり、選択フォルダが上層フォルダなほど検索時間は遅くなります。
  •   
  • パス設定がされていないソースでブレークした場合は逆アセンブル表示します。

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