adviceLUNAII サポート

microVIEW-PLUSデバッガ機能のご紹介

ターゲットボード上のROMプログラムにブレーク設定したい

ソフトウェアブレークは、ICEから命令コードを書き換えてブレーク機能を実現しているため、ROMに配置されたプログラムやブートローダー
から展開前のRAM領域へブレークポイントを設定することができません。
このようなプログラムのデバッグは、OCDブレークやハードウェアブレークを使用することでブレークポイントの設定が可能となります。
OCDブレークを使う (On Chip Debug)
OCDブレークは、コアのデバッグ資源を使用してブレークを設定することができます。
設定したOCDブレークポイントは、Cソース表示上で緑色のアイコンで表示されます。
(コア種別により、ブレーク設定点数や設定可能なステータスは異なります)
ハードウェアブレークを使う
トレースモデルでは、トレース資源を使用したハードウェアブレークを設定することができます。
設定したOハードウェアブレークポイントは、Cソース表示上で青色のアイコンで表示されます。
(コアのトレースリソースによりブレーク設定点数や設定可能なステータスは異なります)


OCDブレーク設定例
Cソース上でマウス右クリックし、「OCDブレーク設定」より設定します。または「Shift+ダブルクリック」で設定できます。
(ダブルクリックによる設定方法は、「ツール」→「オプション」で変更可能です)


ハードウェアブレーク設定例
Cソース上でマウス右クリックし、「ハードウェアブレーク設定」より設定します。
(ハードウェアブレークはトレースモデルのみで設定可能です)


ブレークの詳細設定
OCDブレークやハードウェアブレークは、メニュー「表示」→「ブレーク一覧」よりブレーク一覧ウィンドウを開き、右クリックメニューから
詳細な設定をすることもできます。

備考・関連事項

一覧に戻る